チョーコー!朝鮮高校喧嘩伝説
パッチギに影響を受けて
なろう版在日コリアン喧嘩物語を作ろうと思いました
昭和のある日、不良全盛期時代
これはとある朝鮮高校の日常を描いた物語である
朝8時 十条駅
多くの人が十条駅を足早に歩いている
サラリーマンにOL、おっさんにじいさんばあさん
そして・・・
「昨日中野電波高の奴らが池袋に溜まってたからよ~ぼこしてやったよw」
「まじかよ~!あの中野の奴らをよく1人で喧嘩できたな」
「軽いもんよ。これもん見せたら一発よ」
左の襟に星型っぽいシルバーのバッチが光る
それを誇らしげに右隣にいる黒髪リーゼントの田中に見せつける
「それって・・・」
田中は生唾を飲み干す
「そうよ。サンペンよ。さ・ん・ぺ・ん」
未津川は、ニヤッとした笑みを浮かべた
「大丈夫なのかよ・・・・・・ここ十条だぜ?というか、どこでそれ手に入れたんだよ」
「あ~、1年前に1人でチョン高の奴が歩いてたら蹴り飛ばして奪ってやったのよ」
(本当は拾っただけなんけどな)
「おまっ・・・・・・」
絶句する田中
「ん?どうした田中。どこいくんだ?」
「ちょっと今日体調悪いんで学校休むわ」
「お、おお。気をつけてな」
そそくさと来た道を引き返していく田中。
それをぽかーんと見つめる
去年田舎から引っ越してきた未津川は知らなかった
この東京十条がどのような不良たちにとっての最激戦地であるのかを
どんっ!
「いたっ」
上半身をひねった状態で田中を見送っていた未津川は左肩に鈍器がぶつかったような衝撃を受けた
「なにすんだこ・・・・・・」
血気盛んな未津川は、ぶつかった瞬間即座に怒鳴りつけようと声を荒げるたが
一瞬でトーンダウン
「チョン高を蹴り飛ばし話詳しく聞かせてもらおうか」
未津川は己の不運を呪い
田中が何故そそくさと逃げたのか察した