開幕 島流しって私刑より辛くない!?
だいたいほのぼのしてます。
「ん…」
やけに揺れる寝床で目覚め、周りを見渡し思い出す。
「そうだ、追放されたんだった。」
なぜ追放されることになったかというと…
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俺は、世界でもトップの力を持つ王国『神託王国フラーダ』の中でも有名な魔法学校に通っていた。
まあ、問題児としてある意味名前が知れ渡っていたわけで、王朝からの使者が視察に来た時に王様に仕えてみないかというオファーがあり、王邸にある、関係者しか入れない大図書館に興味があった為、二つ返事で承諾、半年はいろんな経験が出来て面白かった。図書館で色んな本を読むことができた。が、師匠がフラーダと敵対関係にある帝国と繋がっている証拠が出てきて、師匠が失踪、弟子である俺にも反逆罪が課せられたのである。
「王様?俺関係ないよ?」
「魔女の唯一の弟子である事だけで反逆罪だと言っている」
「まず、師匠は王国の奴隷じゃねぇんだよなぁ」
「まあ、まだお前は17歳、島流しで許してやろう」
王様が笑いながら言う。てか島流しって下手すると死刑よりしんどいんじゃね?
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そんなこんなで、数少ない友人と別れを済ませ、人が二人乗るだけで沈みそうなボートにのせられ2日目。
「島流しならせめて島までは行かせて欲しいんだけど!」
と、噂をすれば島が見え...
凄い綺麗な滝があるんだけど!?
島流しじゃなければ楽しそうだなぁ
今日の色々流しのコーナー
主人公について
名前:レート
身長:171cm
髪:黒