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カエル小説

カエルはぴょんぴょん

作者: 透坂雨音



 カエルはぴょんぴょん。


 あっちへこっちへ。


 移動するたびにはねていきます


 元気に、元気に、はねていきます。


 もっと落ち着いて移動しなよ。


 他の動物達がそう言いました。


 けれど、それは難しいです。


 なぜならカエルは、ぴょんぴょん移動するように、体の構造ができているからです。


 カエルはぴょんぴょん。


 男の子も女の子も、みんなぴょんぴょん。


 とことこ移動したり、つるつる移動したり、すいすい移動したりはできません。


 だからカエルはいつもぴょんぴょん。


 あっちへこっちへ、はねながら移動するのです。


 もっと慌ただしくないように移動しなよ。


 そう他の動物達が言いますが、それはできません。


 それがカエルの歩き方だからです。


 皆と同じじゃなくても、カエルはそんなに困りません。


 いつのその移動の仕方なので、おかしいとは思っていません。


 だからカエルは、言いました。


「これが僕なんだよ。それをかえる事はできないんだ」


「これが私なのよ。それをかえてしまう事はできないの」


 最初からそうだったので、今さらかえる事はできません。


 動物達はそれなら仕方がないと納得して、カエルの歩きかたについて指摘するのはやめました。



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