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プロローグ☆ロックオン

プロローグ☆ロックオン

ヂシャー、ヂシャー、ヂシャー。

数枚のレンズがピントを合わせて、一人の少年に狙いを定めた。

ロックオン。ターゲット確認。これより追跡を開始する。

殺人機能を持ったアンドロイドがゆっくりと動き出す。


少年は柄本直也といった。

公立の中学生。まだあどけなさが残る。

獣が獲物を狩るように、アンドロイドは直也がひとけのない道を通る時間帯を狙って襲いかかった。

「!?」

声にならない。驚きと恐怖がないまぜになって逃げ出す。

もつれる足。

狩られる!

その瞬間。

アンドロイドの頭部が吹き飛んだ。

少年の網膜に焼きつく情景。

無くなった頭部の向こうに、一人の女性が妖しく微笑んで立っていた。

「キミ、マモッテアゲル」

直也は、ルージュのくちびるがそう言うのを確かに聞いた。

「貴女は、誰?」

ふふん、と笑って、踵を返すと、赤いハイヒールで駆け去った。その身体とかわらないくらいの大きさの武器を引っさげて。

直也は夢でも見たんじゃないかと思ったが、それから命を狙われ始めた。

思い当たるふしは全く無かった。


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