第7話 前翼機!
ちなみにですけど、私、航空機に関する知識の3割は勘違いと妄想で出来ています。
笑ってください。
あ、今回はゲーム回です。
今回は流血する表現、残酷な表現があります。読む際には留意してください。
Dragonfly:〈一応こっちでの計画を伝えておくけど、あんまり戦略的な事とか期待しないでね?〉
Mayfly:〈俺だって行き当たりばったりだったし、気にしないよ〉
俺だって、普通に何も考えてなかったし。
そもそも何か考えたとしても、想定してた状況と違って計画が使い物にならなかったりするんだ。
Dragonfly:〈あんがと。 それで、私は…ちょっとストーカーを〉
Mayfly:〈……大丈夫か?〉
Dragonfly:〈それらしい言い訳だって考えてあるし、大丈夫!〉
いや見つかる前提で考えるなよ。
Mayfly:〈見つからないようにする方法を先に考えた方がいいんじゃないかな〉
Dragonfly:〈ですよねー〉
まあ、最悪計画がバレなければいいんだが。
最終的にはオフ会でトラに一矢報いる事ができれば良いんだから。
Dragonfly:〈じゃ、そろそろ行くね〉
Mayfly:〈無事で戻ってこいよ〉
Dragonfly:〈カゲローみたいにボロボロになったりしないよーだ〉
Mayfly:〈ほう? 吉報を待ってるぞい〉
Dragonfly:〈おーせのままにー〉
まあ、彼女なら問題ないかもしれないが、あんなエースでも人間だしな、一応。
人間らしいミスだってしそうなものだ。
「…」
Mayfly:〈幸運を〉
遅いタイミングだったけど、この言葉を掛ければ成功してくれそうな気がする。
……多分。
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Fox_1993:〈【で、ガールフレンドに逃げられたって訳か!】〉
Mayfly:〈【違う、相棒だって】〉
以前から変わらぬ勘違いを続ける中年飛行士”キツネ”に訂正を求める。
その歪んだようで4割ぐらい悪そうな笑顔も、おっさんの笑顔として妙に似合っている。
…こういったエモーションは、実際の人物の表情を読み取っているとの事。
まあ、ありふれた方法だな。
しっかし、トンボの事をガールフレンドと呼ぶ様な勘違いは数か月続いている。
慣れたものだ。
Fox_1993:〈【そんな事よりさ、お前震電にはまだ乗ってないのか?】〉
それは向こうも承知しているのか、これが毎回のテンプレートだと言わんばかりに話を変える。
Mayfly:〈【震電?】〉
Fox_1993:〈【XP-55でも良いんだけどさ】〉
…そういえば先日、友一がそんな話をしていただろうか。
二機のエンテ型、両方とも開発は未完か破棄で終わったものだ。
Fox_1993:〈【知ってるか? そのエンテ型二つの機体だけで戦闘するイベントが開催されてるんだぜ、有志だが】〉
Mayfly:〈【…へえ】〉
Fox_1993:〈【ちなみに国籍はごっちゃになってるな】〉
なるほど、史実上での敵対関係など知ったこっちゃないルールになるのか。
そういうルールも公式で用意されては居るが、そっちの方をやっている人々も多い。
俺がやっている史実上の敵対国の機体としか戦わないルールは、やや中級者向けの印象があるらしい。
そんなことはないんだが…実際、国籍混合の方は初心者向けと言われている。
ちなみに、敵味方の識別はどうなるんだという事だが、機体を視界の中心に納めれば、名前と共に敵味方の表示が出るので問題ない。
…これが初心者向けと言われる要素だと思われる。
Mayfly:〈【何時やるんだ?】〉
Fox_1993:〈【今日。と言っても土日にもやるよ。イベントは三回に分けて開催されてたから、まだ始まってないのはその三度目の奴だ】〉
Mayfly:〈【なるほど】〉
Fox_1993:〈【余談なんだけど、アメリカにとっては深夜でも、日本は朝だったりするだろ? それの対策だとさ】〉
確かにそういうことは多い。
世界中がやる以上、その時間帯の違いについてはアレなのだ。
Fox_1993:〈【で、やるか? モチロン、俺といっしょにさ】〉
Mayfly:〈【…まあ、分かった。震電は一応手に入れておいたし】〉
トンボが俺の機体に掛かる修理費用を半分持ってくれているのだ、そのおかげでマトモに稼げるので、割と早い段階で入手できた。
ちなみに、彼女も同じタイミングで入手したそうだ。妙な偶然と言うべきか、流石の経済力と言うべきか…。
と、向こうが機体の変更をしたのか、B‐17が退場し、代わりにXP-55が出てきた。
Fox_1993:〈【お前も準備しとけ、その間にイベント参加するからさ】〉
言われた通りにしよう。
俺もメニューを開いて色々弄ると、こちらも震電を召喚。代わりに愛機のゼロが退場する。
今回はゼロは御堂入りかな?
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ふうん。
機体の中はこうなってるのか。
前方にプロペラが無いから、やや新鮮な気分になる。
逆に後ろを見ればペロペラがあるのがわかる。
「すごいな」
「【んあ、なんつった?】」
ぽつりと呟いた日本語に反応されて、ボイスチャットが有効になっていたことを思い出す。
「【すごいと言ったんだ】」
「【だろう?】」
ゼロには悪いが、この機体は面白そうだ。
エンジンを回すと、聞きなれない稼働音が聞こえてくる。それも後ろの方から。
ゼロと違って…と言うと比較するようで悪いが、力強い稼働音だと思う。
そして何より、前方の地面が見える!
ゼロ戦は後輪が小さいから、地上にいるときはどうしても機体が上を向いてしまう。
しかしこいつは、前輪と後輪の長さにあまり違いがない。
すると、機体は向きは水平に近くなり、前がよく見えるようになるのだ。
そんな震電からの新鮮な視界を眺めながら、スロットルを上げ、前進する。
「【速度少ない間は不安定だから、気を付けろよー?】」
「【りょうかーい】」
気軽に応答を伸ばしてみるが、これまた制御が難しい。キツネの言う通りだ。
先ず、トルクが強い。
プロペラの回転の反動で、機体が左にずれてしまうのだ。
これに関しては設計段階で対策されているらしいが、それでもズレるズレる。
その動作に対して、俺は右のラダーを強く踏んだり緩めたりしている。
実際これでズレは治せているが、少しフラフラだ。
「【ヘビにでもなったつもりか?】」
「【だまらっしゃい。集中させてくれ】」
速度は時速200km程。未だ上昇する気配は無いが、まだ滑走路には長さがある。
「【持ち上がらないな】」
「【だろう】」
後ろから追いかけるようにして、アメリカ製震電も離陸しようとしているが、お互い未だに上昇していない。
何時になったらタイヤが浮くんだ?
そう思った直後か、浮遊感が始まった。
このまま操縦桿を引けば上昇するだろうか?
しかし、今すぐそうしてしまえば、機体は不安定に揺れるだろう。
まだ我慢する。しかしスピードに乗っている所為か、滑走路の終わりが近くなってくる。
ちょっと焦りが生まれてくるか、と言うところでキツネからの助言が来る。
「【190マイルが頃合いだぜ】」
…バカヤロー。こいつの速度計器はkm/h表記だ。
「【何kmだよ?】」
「【知らねえ!】」
「マジか…」
元気な返事が返ってきて、嘆く。
……まあ、もういいや。
勘で飛ばしてみよう。
…今。
慎重に舵を引き、機体の揺れに注意してラダーを操る。
ゼロと違い、何時もより強めに踏んでいかなければ修正できない。
そういえば、史実上では離陸時にプロペラを地面に接触させたとか言う話があったか。
あんまり記憶にないが、そこだけ妙に覚えている。
手元と足元に気を付けながら後ろを見てみるが、既に上昇していたようで、プロペラが地面に接触する事は無いように思えた。
「【美しい離陸だな】」
「【盛大な花火をブチかましても良いぞ?】」
「【わりー、無理だわー ;)】」
ずいぶんと伸びた態度を見せる。
…まあ、仕方ないか。
世界中のみんなが速度の表記をKm/hにしているわけじゃない。
運が悪かっただけだ。
「【まあいいけど…。 そっちはどうだ?】」
「【順調】」
なるほど。
もう一度後ろを居ると、アメリカ製震電が脚を引っ込める所だった。
と、俺の方の足を引っ込めるのを忘れたな。
レバーを引くと、脚の状態を示すランプが切り替わる。収納中だ。
「【ところでさ、お前の震電は大口径だろ? 30mmのさ】」
「【ああ、これね。 30mmの機関砲が4丁】」
「【絶対爆撃機落とすマンだろソレ】」
まあ、言わんとすることは解らなくない。
30mmなんて大口径、頑丈だったりしぶとい機体ぐらいにしか使わないだろう。
それこそ、空中要塞とまで呼ばれた爆撃機”B-17”を相手取るぐらいには。
屠龍の37mmに関しては…まあ、トンボがイレギュラーなだけだし、うん。
「【今回は戦闘機同士だけでの制空権の取り合いってもんだが、どうすんだよ?】」
「【…べつに、戦闘機が落とせないわけじゃないだろう】」
ゼロみたいな旋回戦ばかりはできないだろうから、一撃離脱…いや、ダイブアンドズームと呼ぶべきか?
まあ、そういった戦術に拘るしかないだろうな。
「【まあ、そうかもな…。因みにこっちは12mm4丁だぜ、アメリカンな奴の】」
「【12mmは微妙だと思うんだがな…】」
「【そいつ万能だからな!】」
…まあ、確かにそうかもしれないが。個人的には20mmが好きなんだがな。
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場所は雲の上。
自陣営の拠点と敵陣営の拠点の間、そのちょうど真ん中あたりだろうか。
俺が索敵する必要がないぐらいに、そこらじゅうに戦闘が発生している。
時折、炎や煙をまとって墜落していく機影が見える。
あの機体の中ではパイロットが脱出しようと頑張っているか、もしくは意識を亡くしているか。
そんな事も考えず、蟻の行列でも眺めるかのように見ている。
「【…長い空の旅で頭空っぽになってねえか?】」
「……んえ?」
「【おいおい、失神でもされたら困るぜー?】」
ん…ああ。
「【…ごめ】」
あー…なんか失神した気分だ。
意識を取り戻さねば、意識を取り戻さねば……。
「【お前ゼロラブなんだろ? 太平洋の横断で慣れてないのか?】」
「【いや、慣れてるからこれぐらい余裕だけど…眠い】」
「【はああ? 夜明けの時間帯からWWSやってる俺よりか?】」
ああ、アメリカは今は朝の前あたりだったのか。
「【いま日本は何時だ?】」
「【4時…の43分 あ、午後のな】」
「【まだまだ余裕じゃないか】」
…最近疲れてっからなあ。
月曜から…ずっと環境が荒いというか。
騒がしいと言うべきか。
「【ここ最近何時もより騒がしいからな、学校生活】」
「【おおっ、なんだ。なんかイベントでもあんのか?】」
「【そうじゃなくて…月曜から騒がしい奴が俺の回りをな…】」
「【蚊か?】」
「【トラだな】」
「【マジか、お前んとこの学校動物園かよ】」
…まあ、そんな変な勘違いされたままでもいいか。
「【まあ、それぐらい騒がしいかな】」
そう言い放って、改めて前方を見る。
銃弾と戦闘機が飛び交い、これから落ちるとでも言うかの様に黒煙と火を纏う機体が2,3機見える。
「【ん、そろそろだな】」
「【俺から降りるぜー、よろしくな】」
「【ああ、打ち合わせの通りだな】」
…この戦術、元は4人組ぐらいでやるもんだがな。
ちょっと前に、このメンバープラス”トンボ”と”タカ”の四人でやっている時にやってた戦法だ。
二人組が一撃離脱して、もう二人の方が見守って、必要ならば援護する。
降りて行った組が戻ってきたら、二つの組が交代。また同じことを繰り返す。
このような戦術、一人と一人の構成で成り立つのだろうか。
「【おう、戻ってきた】」
「【って早っ】」
「【そら一人だし、深追いできねえよ。ちょっと突いただけだ】」
…まあ、そうか。そうだな。
「【曳光弾無しで当てるのって難しいなあ!】」
…曳光弾無しか。
曳光弾と言うのは、弾道が見えるようにするため、ソイツが光るよう工夫された弾丸だ。
大抵のプレイヤーは弾薬にコイツを紛れ込ませるのだ。
理由としては、簡単。
もし射撃して、外したとする。
そしたら、撃った者は向きを直す必要がある。
その時、曳光弾が無ければ、どうやって直せば良いのか解らないだろう。
「【お前バカか】」
「【そーですやい。気付かれずに落とすなら曳光弾無しで良い、とか思うんだがな…】」
「【じゃ、俺の番だな】」
機体を上下逆にして、下方向を見て品定めする。
…丁度良さそうなのが居た。
米製の方だ。
そいつが丁度、味方の方の米製を追っかけている。
同じ国籍の機体だが、このマッチではどうでも良い事となっている。
「【降下】」
「【落ちて地面とキスしろー】」
「【うっせ】」
そういいながらも舵を引き、目標に向かって降下していく。
まだこの機関砲から放たれる弾道には慣れていない。
初弾で当てる自信はもちろんナシ。しかし、キツネと違ってちゃんと曳光弾を持ってきている。
「【ちゃんと当ててくるさ】」
「【へい…】」
…自信ないが。
いや、そんなこと言わない。
当てよう。 うん。
「…」
距離はだんだんと近くなっている。
アメリカ製震電の大きさも把握しているから、距離感も大体はつかめるだろう。
…そろそろ狙える。
ある程度まで近づいた俺は、敵機を睨みながら30mmを撃ち放つ。
『ガヒュン…』
それは連射されず、単発で4つの弾が発射される。
じっと、光るその弾の軌道と敵機を見比べて、一度調整。
撃つ。
『ガガガッガガ』
上に調整するか、いやもう少し右にずらした方がいいか?
そんなことを思考し、敵機を睨む。
『ガガガ――』
そんなに撃っている内に、敵機のもう直ぐ近くまで来ていた。
ここまで来れば、敵の未来位置はそう離れたところではなく、大きく調整する必要性などほとんど無かった。
…当てれる。
『ッガァン!』
しかし降下の勢いのせいで、俺が高速で敵機を追い抜いて行った。オーバーシュートだ。
何かが壊れる音がしていたが、相手への損害を確認する素振りも見せず、前を見て操縦桿をゆっくりとひっぱる。
敵機を追い抜いたとしても、速度は落とさずに、ゆっくりと機体の鼻を上に向けていく。
キツネの居る高度に戻ろう。
周囲を見渡しながら上昇していると、ふと先ほどの目標が視界に入った。
遠目だが、なんとなく敵機の左エルロンと左エレベーターが欠けているのが見えた。
そのお陰か、目標に追われていた味方機は旋回で逃げ切り、丁度反撃しようとUターンしているところだった。
…あの損傷は慎重に操縦しないと、直ぐに制御を失うだろうな。
「【多分…アイツは修理しに帰ってくだろ】」
「【見てたぜ、流石大口径だ。掠っただけで大ダメージだぜ】」
クリーンヒットさせられれば良かったんだが、そこまで腕はよくない。
「【そういう意味では、俺向きかもしれないが…】」
残弾数を示す計器が、半分の辺りを指している。
今ので大分使ってしまったみたいだ。
…7mmみたいな感覚で撃たない方がいいな。
「【もう半分だ】」
「【かなーり撃ってたもんな。流石のボロ飛行士だ】」
「【うっせ】」
ここでボロ飛行士の名を出されるとは思わなかったな。
まだ…この機体に傷は付けていないというのに。
「【まだボロってねえよ】」
「【そうか?】」
わざとらしく疑問符を言葉の後につけたあと、並走していた米製震電が更に近づいてくる。
その途中、向こうのキャノピーがオープンされて、その中身が良く見える様になる。
「【お前の顔、ボロってるぞ】」
「【例えアバターの事でもひでえなオイ】」
「ヌェッヘッヘ」
変な笑い声と共に、向こうのアバターが笑うしぐさをする。
多分、アレはエモーションとかじゃなくて、ヘッドマウントディスプレイと同調した動作がそう見えるだけだ。
「【うっせ】」
「【わりー。じゃ行ってくる】」
彼は機体はを90度傾け、少し選別した後に高度を落としていく。
なんだかその姿を見ると、ちょっとしたちょっかいをしたくなってくる。
「【おちて残骸が歴史的資料になれー】」
「【だまれっての、兄弟。】」
「ニェッヘッヘ」
半笑いでの返事を聞いて、俺もつられて笑う。
HAHA~。まあ、これでお互いさまだ。
「【…お、アイツ錐揉みしてるぜ】」
「【うん? あ、居るな】」
視界に収めてみると、ソイツは敵みたいだ。
…って、あの敵さっき俺が叩いた奴じゃないか。
「【ほえー】」
自分自身がそうなってしなうのは経験あるが、他人がそうなっているのを見るのは初めてだ。
へえ…意外と見てて惨めな感じだな。
しばらく復帰しようと試行錯誤していたみたいだが、諦めたのか、キャノピーが開くのが見えた。
「…あ」
錐揉みした機体と人影を中心に捉えた視界。そっちに向かっていく米製震電が視界の隅に出たのに気づき…思わず声を上げた。
今までの慣れと経験から言うと、あのキツネ…。
「Get out of my way!」
とりあえず、下方の視界を見るためにひっくり返していた機体を戻す。
通信機から、なにか大きい物体が機体にぶつかる音がした気がする。
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……弾薬が尽きた機体は、損傷しながらもなんとか飛行場に帰還。
先に着陸していた俺は、その次に着陸するキツネを見守っていたのだが。
「…」
それはそれは、顔面にトマトケチャップでもぶちまけたような米製震電が帰ってきた。
流石のAIと言うか、横に立っている整備員が唖然とした顔をしている気がする
俺もそうだ、アバター上では無表情でも、現実では口があんぐりだ。
「【お前な…】」
「【新しい化粧だ。似合ってるだろ?】」
「【馬鹿馬鹿しいとだけ言わせろ】」
と言うか、風防まで真っ赤じゃないか。
呆れたように水を運んでいる人を見かけて、俺もため息をつくことにした。
エンテ型と前翼機は同じ意味だと思ってますが、前翼機は違うんじゃないか? だなんて話を聞いた記憶があります。
まあ、こちらでは同じ意味という事で。
ちなみに、勘違いだと気付いた部分は即座に修正しています。
例えば、3話のとかですね。
…風防とキャノピーの違い、初めて気づきましたよ。
あ、今回は難しそうな言葉の説明とかありません。
…あ、間違った知識をドヤ顔で書くのが怖い訳じゃないですよ。多分。
追記・一撃離脱の所、ハルトマンの戦術とか言ってましたけど、大間違いでした。
報告・ここしばらく、このシリーズを書く手(悪く言えばやる気)が止まっています。
よって今後は、続編の投稿が更に遅れることになりそうです。 こんなのを読んで下さっている方には申し訳ないです。




