登場人物のおさらい。
※今回は本編に登場した人物のおさらいとなっています。
本編のネタバレが多発しておりますので、ご注意ください。
【メイン】
・柳瀬涼介(17歳)
高校二年生。
人付き合いが苦手で、いつも集団から離れたところにいることを好むが、何気に心配性で世話焼きな一面がある。
今は地元を離れ、アパート出笛荘で一人暮らし。
ある日突然幽霊少女のめいりにとり憑かれ、以来、共に暮らすことになった。
自身の平穏と彼女の未練解決のために奔走するも、今もまだ彼の後ろにはめいりがひっついたままである。
・めいり(生前:メイリ)(見た目15歳)
涼介にとり憑いた幽霊の少女。
腰まで流れる白い髪、その髪と同じくらいに白いワンピース。そしておちゃらけた言動とマリンブルーの瞳によるジト目が特徴。
生前は、朽咲家に飼われる白猫だった。
かつての姉的存在である真殊と再会を果たし、成仏すると思われたが、『人生を謳歌する』という野望のもと、いまだ涼介の背中にひっついている。
・朽咲真殊(15歳)
高校一年生。
心優しいが、反面臆病な少女。中学時代不登校で家に引きこもっていたが、メイリとの出会いにより次第に前を向くようになっていった。
高校入学後すぐ涼介を見かけて憧れの念を抱き、以後、涼介の専属ストーカー(無自覚)となる。
本編では、事故によって引き離されためいりとの再会、涼介への弟子入りを果たす。
・然木笑海(16歳)
涼介のクラスメイト。ボクっこ。
毎日のように涼介に噂話を浴びせており、『歩く噂話(ただしオカルトに限る)』の異名を持つ。
短く切られた黒髪、怜悧な顔つきと男口調な語りはどこか少年を思わせる。
だが、出るところが出たスレンダーなスタイルは年頃の少女そのもの。性格も極めてひょうきん。
実はめいりなどの人外の存在が視える人で、本編でもめいりの未練解決に大きく貢献した。
【サブ】
・日向陽菜(書いたらコロス)
涼介たちの高校に赴任して一年目の新米養護教諭。
小犬のような愛くるしい容姿、誰にでも優しく接するその姿から、『保健室の天使』として生徒から絶大な人気を誇る。だが、その本性は身勝手で雑。まさに傍若無人の権化。
涼介と同じ出笛荘の住人。涼介に本性を知られたこともあって、なにかと接点がある。
・下ノ怪優子(16歳)
有名霊能者『下ノ怪ヨシコ』の娘で、真殊のクラスメイト。細身で色白の少女。
ショートの真っ黒な髪、その前髪に隠れた紫色の瞳は、怪しい光を宿している。
細く掠れた声と不気味な笑い声から、彼女は本当は幽霊なのではないかと疑う生徒も少なくない。
・柴咲都(15歳)
真殊のクラスメイト。
三つ編みでまとめた髪とその名前から“みっちゃん”と呼ばれている。
ヤサコの世話役で、いつも彼女の奇行による被害を最小限に抑えるために頑張っている。
何気に恋愛沙汰が大好きな夢見る乙女。
・ししゃも&ドラ
出笛町にある商店街、その魚屋の飼い猫二匹組。
ししゃもは細身の白黒ブチ模様。ドラは柄の大きい赤トラ模様。
よく店の商品を奪うドラをししゃもと店主が追いかけるのが常だったが……。
・中華店店主
出笛町の目立たない場所にある中華店、その店主。
ヒョウ柄のバンダナ、堀深い目元、大根のような太い二の腕を持つ強面な外見だが、物静かで非常に気配りのできる人。なお、見た目以上に若いらしい。
彼のつくる魚介ベースの醤油ラーメンは一級品。
ここの常連である陽菜とはなんらかの繋がりがあるようだが……。
【怪異】
・トシ
生物準備室に身を置く人体模型。やさぐれたオッサンのような雰囲気と話し口調。
その奇抜な姿から、よく生徒から悪戯の標的にされ、ストレスから一時期は十円剥げに悩まされていた。
とある事件をキッカケに保健室の天使に一目惚れする。
・三宮銀三郎
星凪高校の中庭にある銅像。
薪を背中ではなく胸元に抱き、夜な夜な頬ずりしているとの噂もある。
同時に流れる噂『夜中に聞こえるオカマの声』説との関連性が密かに注目されつつある。
……以上、本編に登場したキャラクターの紹介とおさらいでした。
今作中でも新キャラが登場しますので、随時こちらに載せていく予定です。
ではでは、これからしばらくの間よろしくお願いします。