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異世界喚ばれた俺のチートがエロ本召喚  作者: うただん
第二章・俺のチートが自重しないんだけど。
26/37

12・「国民よ。見よ!」

次話、投稿します。

昨日は投稿できず申し訳ありません。

 あれから、1カ月が経った。

日の出と共に目が覚める。

最初のうちは日の入りと共に気を失うようにして、自意識が閉じてしまっていた。

それが1カ月経った今では正午を告げる鐘の音から3、4刻でもう意識を失ってしまう。

アーテに聞いてみたのだが、寝ているわけではないらしい。

椅子に座ったまま、立ちすくんだまま、本を手に取ったまま。

ついでに言えば、目も開いたままだ。

傍から見れば不気味な生き人形となった俺に、アーテがつい先日、静かに泣きながら謝ってきた。


「すまない」

ただ一言、か細く発せられた一言に俺はそっと、ばんぺん君でお尻を撫でておいた。

「人の気も知らないで!」

顔を真っ赤にして怒るアーテだったが、俺はそっとその肩を抱いた。

「ありがとう」

そう言うとアーテは不承不承頷いてくれたので良しとしよう。

1.6メートル程度なら問題なく魔法が発動できるので、ばんぺん君を使って生活の手間を省いていたら、アーテにドン引きされたのも今では良い思い出だ。


さて、近況はこれくらいにして。


今は、夜。

月光輝く夜だ。

すなわち、俺の意識は表面上は無いことになっている。


種明かしは後にするとして、俺は今、触手が作り出す肉壁に囲まれた異空間に居る。


契約により、名を奪われ更に自由をも奪われる呪いのようなこの状態で、魔力も大部分が奪われているのに関わらず、この空間が維持できていたのはとても助かる。

でなければ、後少しで完了する予定のこの世界初の"獣人"種である二人を中途半端に手放さなくてはいけなかったからだ。

自分のことながら相変わらず無計画だなぁと思う。


ケルビンとバークレイ。


俺と同じように契約魔法により名を奪われ、契約を結ばされた国の為に死兵となることを強制させられた元ヴァレネイ騎士の従士二人。


彼らは今や、黒い毛並みの豹頭の獣人と、白銀の耳と尻尾を生やした狼の獣人へと変貌している。


「機械少女メタルイーター~穢されても汚されても、私は立ち上がる!~」(ルーン・ダークネス作・2007年)で"敵役"として出てきた改造怪人である。

そもそも彼らの人体を改造した技術自体は別の作品から引っ張っていた技なのだ。

それが、こうして俺の想像力とエロ本エロゲに対する深い愛情により可能になった奇跡のコラボとでも言おうか。

ぶっちゃけた話、かなり反則なやり方である。

連綿と続いているであろうエルフの歴史でこんな召喚魔法の使い方をした奴がいただろうか。

いや、居ない。

日本のエロに対する情熱と創造力は異世界すら凌駕するのだ!

誰にとも無く力説しつつも、もう一つの成果を確かめるべく目を向けた。


彼ら二人が居る場所の正反対。

目の前には、淫らな水音を立て、もぞもぞと蠢く一つの肉塊。


契約が成立し1カ月。

無事(・・)に第三代聖女のエルフちゃんと同室になった俺は、同室になったその日にエルフちゃんを食べた。

あ、いや、性的にという意味じゃなく。

でも、ちょっと、そういう意味も無くは無いかな。

彼女、ずっと無反応なんだよね。

だから、性的っつうか、静的っつうか。

まあ何が言いたいかというと、ばんぺき君にさっくりと彼女を取り込ませたのだ。

それを食べると表現し、触手に無抵抗で絡み取られていく彼女を食べられると表現しないでどうするというのだ。

こほん。

どうも話し相手が居ないからか、言い訳くさくなってしまう。

さておき、もう一度肉塊に視線を落とす。


「おねえちゃんと遊ぼう!」(河西都伝著・1998年)の中に収録されていた一作「Take Out」(前編後編)に出てくる循環型完全生物。

舞台はたしかSFの世界だったか。

未開の惑星で消息を絶った仲間を探しにやってきた女賞金稼ぎが目にしたものは。

あらゆる生物を取り込み、個体として"体液"を循環して生産活動を行うこの循環型完全生物であった。

そんな生物を今回、再現してみたのだ。


物語では主人公の仲間の女性を取り込んでいたのだが、この生き物に取り込まれた女性は淫らな幻覚を見せられ、ある体液を流す。まあ、愛液だわな。

その体液を啜った完全生物は、取り込んだ生き物の栄養として自らの排泄物を与える。

そうして、何も捨てることなく、ただ取り込んだ生物が寿命を終えるまで完全なリサイクルを続ける、そんな生き物だ。


この生物の凄いところは取り込んだ生き物をむやみに痩せ細らせないところだ。


つまりは。

生きることを忘れてしまったかのように、痩せ細り死を待つだけとなった名も知らぬエルフちゃん。

彼女に無理やりにでも栄養を与えるにはこれしかなかった。

まずは、ばんぺき君に文字通り取り込ませ、この異空間に連れ込んだ俺は彼女の身体を回復させることから考えた。

生きる意志さえあるならば、エロゲのシミュレーションにありがちな体力を回復する不思議な薬が使えたはずだった。

しかしながら彼女に肝心なその意志が無い限りはそもそも薬自体を受け付けないようだった。

一応、その無難な解決方法も試してみたことは、名誉の為に言っておこう。

ちなみに無反応ゆえに、触手スーツなる卑猥な衣装を着せて彼女の意識に頼らず無理やり身体を動かして経口させようとしても薬を摂取されることは無かった。

ケルビンやバークレイのように改造培養液に放り込んじゃうって手も無くは無かったけど、承諾無しに人体改造とか駄目でしょ、ということで。

つまりは、苦渋の決断だったんだ。だったんだってば。


この状態で今日は7日目。

意識の戻る日の出には怪しまれないよう、彼女を元に戻している。

少しづつではあるが、血色も肉付きも戻っているようで何よりだ。

無意識ながらも嬌声らしきものを掠れた声であげるようになってきたのも良い傾向だ。本当に聞き取れるか取れないかくらいの音量で。

すごく背徳感はあるのだけれど、まあ、良しとしよう。

これが男のままの俺だったら……いや、今は考えるのをよそう。


色々と脱線してしまったが、ともかくも健康状態だけは良くなりつつあるエルフちゃんは置いといて。

この状態の最中に意識が戻ったりしたら、軽くトラウマだよなとか思いけれど。

俺はケルビンとバークレイが詰まっている半透明の繭を軽く叩く。


今夜は月夜の晩。


目覚めるには、ちょうど良いんじゃないか?


そう呟いて、俺は彼らの新しい名前を呼んだ。


「ケルビン、バークレイ、お前達に新しい名をやるぞ。

 そうだな。猛き狼の血脈、ケルベロ。

 狂い咲く黒豹の血脈、ベルセル。

 俺の願いを聞いてくれ。 俺の友達、マギーとミーニャを守って南大陸へ渡って欲しい。

 南大陸に渡れば、お前達はこの世界で原初であり唯一の獣人種となれるだろう」


ごぼっ。

ごぼごぼ。


繭の中で液体に包まれて、二人が返事に代わり気泡を吐いた。


□■□■□■□■


 さて、明日はいよいよ第四代目の聖女としてのお披露目の日である。


ここ数日は昼食を食べると殆ど時を置かずして意識を失うようになっていた。


一日二食でも今は生きてはいけるが、これが一食となり最終的に食べる時間すら起きていられなくなれば、後は例外なく死に向かってやせ細っていく一方になるのだろう。

そうすれば、三代目のエルフちゃんと同じく、最終的に生きる意志すら無くなって行くのだろう。

今は目の前で真剣な顔をして俺と対面するアンジェロとマールレーンに意識を戻した。


第一王子と第二王子は飽きたのか、めっきりと俺の元に訪れなくなった。

そもそもアーテが不埒な考えを持って訪れる二人のバカ王子どもを断ってくれていたが、俺の意識が無くなってからも頻繁に来訪があり、それもまた防いでくれていたアーテには頭が上がらない。

バカ二人が来なくなった代わりにアンジェロとマールレーンがお茶と菓子を持って頻繁に訪れるようになったのだが、お付きに神経質そうな文官が付いてくるようになり、迂闊に情報交換も出来ない。


「カートロット様、三代目聖女様のお世話をしていただき誠にありがとうございます」


マールレーンがお茶を飲みながらにこやかに言う。

ちなみに、マールレーンやアンジェロが座っている椅子と俺が座っている椅子の間には当然のことながら鉄格子が存在する。

徹底的に逃亡を阻止するようにしているのだ。

軟禁なんて柔なものじゃない。

これは監禁だな、と思いつつも手元のお茶を飲む。

ちなみにここに入ってこれるのは、王と側仕えの者だけらしい。

側仕えはこの国の貴族の子女から選ばれるのが通例らしいが、アンジェロのごり押しでアーテになったのだからアンジェロさまさまではある。

そうでなければ、俺と同じく捕らわれの身になっているマギーとミーニャの動向や王宮内の様子など、ここまでつぶさに知ることが出来なかっただろう。


「同じエルフです。

 当然です」


そう言うと、すまなそうにしているアンジェロが目に付いた。


「王子様。

 王子様は勇者の物語は好きですか?」


「勇者、ですか?」


「ええ、人族には勇者と呼ばれる存在はいないのですか?」


「いえ、ありますとも!

 そうですね。余が好きなのは、この国リオーマンの、かつての敵国であり、今は同盟国である北の島国エベンデリスに伝わる聖剣の勇者様の物語です。

 エベンデリスの建国史とも言われるその物語は、村の青年が聖剣を湖の聖女から授かる場面から始まるのですよ!」


結局はこの俺を聖女として利用する側の立場になっている。

そんな負い目からか、アンジェロの口数は少なかったのだろうが、こちらから水を向けてやると、朗らかに口を開いてくれる。

俺を楽しませようとその物語をダイジェストで語る彼の一生懸命さが羨ましくも、これから俺が彼にさせようとしていることを思うと少しだけ申し訳なく思う。


「では、エベンデリスには建国王の亡骸と聖剣エベンクラウスが眠る湖がまだ在るのですね?」


「そうなのです。

 常に霧に包まれ、神聖な気配に包まれているその湖を是非エルフ様にも見ていただきたいもの、です……」


そこまで言って、失言に気付いたのだろう。

尻すぼみに語勢が弱くなったアンジェロに優しく微笑んでやるとお茶を口に含みこくんと飲み干してから、口を開く。


「王子様には、勇者になっていただきましょう」


「ええ……はい?」


「そうですね。

 第四代聖女のお披露目の日に、勇者に選ばれる王子様。

 こりゃ、良い絵になります」


そう言って、マールレーンにも視線を向けてじっと見つめる。


「勇者となった王子様の傍らには必ずどなたか、支える人が一緒に居てあげてくださいね」


俺の真剣な眼差しに気圧されたのか、マールレーンは言葉も無くただ頷いた。


「それでは、明日」


明日は、きっと一世一代の大イベントとなるだろう、その様子を夢想しながらも俺は手をひらひらさせて、二人の主役を見送った。




「見よ!

 王国民よ、栄えあるリオーマンの民よ。

 我らは此度、第四代目となられる聖女様を迎えることとなった!

 これにより、我らの加護は過去稀に見る力となった。

 父母を殺され、兄弟縁者を奪われ、苦難に耐え忍んできた我が民よ。

 本日、我がリオーマンは憎きヴァレネイへ宣戦布告をするものである!!!」


城壁に張り出すように作られた物見台というのか、俺に言わせればステージなんだが観客(国民)を見下ろす形になっているのが頂けない。

そんなステージで俺は聖女として紹介される出番を待っている。


王のこの演説が終われば、俺の出番だろう。


後ろには第一王子と第二王子がそれぞれ表情をくっきりと分けて立ち控えている。

第一王子は勝ち誇ったように。

第二王子は苦虫を噛み潰したように。

ひょっとすると、この後、王位の正統継承の話も発表されるのかもしれない。

つらつらと考えていると、側仕えのアーテが耳打ちをしてきた。


出番だ。


そして、この世界にとって一大イベントの始まりでもある。


「此方におられるのが、第四代聖女カート……」


すっと、王を手で制する。

王は先ほどまでの勢いを失い、ただただ濁った目で俺を見つめるばかり。


「国民よ。見よ!」


布を破り、肉を裂き骨を砕く音が聞こえる。


多くの人の息を飲む音が聞こえた、気がする。

瞬間、それは爆発的な悲鳴となってこの城前の広場を包んだ。


「グ、ググ」

「ガ……ァ……」


まずは王子から。

次に王、それは肉体の進化。

かっこいい言葉でごまかしてみたものの、なんてことは無い。

「ヴィーナス・プリズン~美姫虜囚~」(クアッドテイルスタジオ作・2009年)で主人公が美姫を責めるに使用する王魔の種。

美姫に近しい者の心を変質させ、歪んだ醜い感情をそのままに体現する魔物へと変化させ、心優しい美姫の心根を手折るべく放つ特殊調教メニューの一つ。

それがこの王魔の種の在り方だ。


と言っても、実際は俺の初見のイメージがだいぶ影響しているのだが。


「我が名は、ケイ。

 国民よ、見るが良い!エルフの魔力を悪しき心にて取り込もうとした者の末路を!」

 

虚ろな、濁った目を向ける元・王子二人。

異形となったミケッロとファボエロが絶叫を上げて逃げ出した取り巻き共を殴り飛ばす。

取り巻きの内、屈強であるはずの男は術も無く吹き飛ばされ。

ごてごてと着飾ったいけ好かない貴族の女達はたちまちに服をはがされる。

ミケッロは元々太っていたその体をより大きくし、顔は豚か猪を思わせるものの涎こぼれる口からは天に向かい二つの牙がそびえる姿となった。

オークの血族、その中でも王となるべき栄えあるオークロードだ。

ファボエロは低かった背がより猫背になり、鱗じみた硬質な緑の肌、顔は捻じ曲がった性格そのもののような醜悪さを現す、ゴブリンの王、ゴブリンキングとなった。

今後上手く交配が進めば、上位種になれるような進化の火種は残してあるが、まずはおめでとう、だ。

お前達は願う力そのものにふさわしい力と姿を手に入れたんだよ。


そうして、物見台から民衆を見渡す。

それから、この壇上でいきなり始まったイベントに対する周囲の反応を確かめる。


それがどんなに異形であろうと元は王子である。

だれもが手を出しかねている中、アンジェロ王子だけはミケッロ王子の囲っていた哀れな奴隷の前に立つ。

怯えるだけの奴隷たちを立たせるマールレーンにアンジェロは気丈にも元兄を前に震える体で誰何をした。


「お、お兄様をどこにやった!異形の者よ!」


そうして腰の抜けた近衛から抜き取った剣をかたかたと震わせながらミケッロに向ける。

うん。

今剣を向けているのはまごう事なき貴方の兄だよ。

その誰何を掻き消すかのような彷徨。


「オオオオオオオッ!」


イベントはクライマックス。

王の進化が終わったのだ。

だけれども、元が小物だっただけに変化もぱっとしない。

怪鳥と呼べるようなけったいな頭部に節くれだち鱗に覆われた腕。

顔だけみれば、バラ○ス?と取れなくも無いが、絵面的にパクリ感満載なので、目玉を増やして触手でも生えさせるか。

方向性が行方不明だけど、今はそれで良い。

だって、こいつの望みは「ぼくのかんがえたさいきょうのせいぶつ」を地で行っているのだもの。


「アンジェロ様、その剣をあの化け物に!」


アンジェロの後ろに回り、その震える手をそっと握る。


「アンジェロ様、あれはお父上であり、すでにお父上ではありません。

 エルフの持つ魔力を過剰に取り込み、化け物……即ち、魔物と化したのです」


アンジェロの震える手が徐々に静かになっていく。


「アンジェロ様はこの国の最後の王子として、国民を守らねばなりません。

 幸いにもあれはまだ、変化の途中。今その手でアレを刺し、騎士をまとめ国民をヴァレビナンまで逃げさせるのです」


震える剣先がぴたりと止まる。


「ここは近いうちに魔の領域となりましょう。

 私はもう一人のエルフを助けアーテと共に逃げ出します。

 ……もう、大丈夫ですね?」


アンジェロが静かに頷くと、裂帛の気合と共に、元・王を刺し貫いた。


王の反応は無い。

まあ、先ほどもう一度の変化を促したのだから、変身途中で攻撃を加えられたようなものだ。

変身中の攻撃は無効なんだぜ?


さて、もう一芝居。


「見よ、勇気ある者の行いを!

 国民よ、騎士よ!

 悪しき心の者は今、魔物となった!王は、まさしく魔物の王、魔王となったのだ。

 この国はここな魔物の主、即ち、魔王に奪い去られてしまったのだ!」


後始末とばかりに王座に貯められた歴代聖女の魔力に点火をする。


「今は耐え忍び、生きよ、無辜の民よ!

 ここな勇者の導きに従うのだ。

 我はエルフの聖女歴代の力を使い、いま一時の時間稼ぎをしよう!

 さあ、逃げるのだ!!」


瞬間、城壁の後ろより天を衝くほどの大きな爆発。

衝撃波と巻き起こった土煙を浴びながら、少しだけ苦笑いをした。

やっちゃったぜ☆

そんな反省をしながらも、昔の特撮はCGじゃなくてきちんと爆薬使っていて、派手だったよなぁーと場違いな感想を抱いたのだった。

誤字脱字誤用ご指摘、感想お待ちしております!

第二章は後1話で終了です。

来週水曜日に更新する予定です。

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