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【近未来二】

社長「人類に敵なんていないのです。全ては関わり方の問題だと思いませんか。お互いの歩み寄りが大切なのです。もし、あなたの国に憂いがあるなら取り除きましょう。困っている事、悩んでいる事、心配している事があるなら相談してください。親身になって対応する用意がある」

某国首脳「あなたに相談する事など何もない」

社長「外に敵を作るのではなく、もう少し内政に目を向けられませんか。あなたの国にも、困窮に喘いでいる国民がたくさんいるのではありませんか?ミサイル実験や核の保有、軍事力の強化は、国を強固にするという今の国政は、ただの野望であって、あなた方のエゴではありませんか?その資金を国民の生活に回す事はできませんか?お互いもっと国民の立場に立った政策を」

某国首脳「我々への侮辱と偏見、冒涜だ。我が国の内政への口出しは無用、干渉は許さない」

社長「協力できる事は協力します。あなたの国の発展の為にできる限りの協力を。私は全世界の国々が、それぞれの国民の幸福の為に協力し合えるよう働きかけていきたいと考えています。お互い足りない点は、協力し合い、補い合って、世界の発展の為、人民の幸福の為に努めていけるよう、世界中の国々に働きかけていくつもりです」

某国首脳「……」

社長「我々はあなたの国を脅かさない事を約束します。世界中に我々と同じ意志を持つよう働きかけます。だから軍事力にかける資金を、もっと別の事に活用しませんか。国民の幸福の為、お互いの発展の為、世界の平和の為に。国はあなたの為に存在しているワケじゃない。国の成長・発展の為、国民の幸福の為にあなたがいるのです、あなたが必要なのです。国のリーダーであるならば、エゴと甘えは捨てるべきだ」

某国首脳「どこまでも我々を侮辱する気か?」

社長「私は人を侮辱したりはしない。あなたを友人のように思っています。そして国民を家族のように思っているし、友人の家族の事も、守りたいと思っている」

某国首脳「私とあなたが友人?敵国の首脳同士が?」

社長「人類に敵なんていませんよ。全ては関わり方の問題です」

某国首脳「今後、あなた方は我々とどう関わっていくつもりですか?」

社長「協力し合える関係になりたい。お互いの困っている事、悩み、心配事、何でも相談し合えるような、それについて協力し合い、補い合っていけるような。相手の弱みに付け込むのではなく、お互いの弱さは支え合い、助け合い、共に成長していけるような、共に発展していけるような、そんな関係を築きたい」

某国首脳「なるほど。それで?我々にどうしろと」

社長「それはあなた方の自由です。我々は誰も支配しない。何も強制しない。干渉もしない。あなた方の自由を尊重します。しかし、そこには責任が伴います。我々には国民の平和を守るという責任があります。義務があります。それを脅かすものは自由とは呼べません。そんなものは断固として容認できない!それについてはトコトン追及していくつもりです」

某国首脳「……」

社長「誰も何にも支配されるべきではないのです。支配は反発を招きます。反発は暴動を、果てはテロや紛争を誘発します。支配なんて、傲った人間のエゴでしかない。そんなものは必要ないのです。誰もが自由意志で、自身の、果ては世界の成長・発展に資する事が理想なのです。一人でも幸福を感じてもらえる国民が増えたなら、それが我々の勝利です。真に幸福な人間は、人を脅かしたりはしないものです。誰もが幸福な人生を歩めるようになれば、戦争はなくなります。テロも、犯罪も。軍事力など、必要なくなるのです」

某国首脳「それは単なる理想であって、現実的ではない」

社長「それを理想と思うなら、理想は人々の希望です。人類の願いです。追わなければ叶いません。想像してください、誰も自分を脅かす事のない平和な世の中を、心豊かな発展した世界を。その未来を、共に築いていきませんか」

某国首脳「……」

社長「もっとあなたと話がしたい。一緒にスポーツ観戦でもしながら、その後にゴルフでもいかがですか。隣人として、友人として、我が国にあなたを招待したい」

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