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精神分裂者の逆襲

最終エピソード掲載日:2025/12/14
 孤独と絶望の中、精神の異常に見舞われたMは、ただ一人、自らの過去と精神の分析を開始する。そこで頭の中に描き出された世界の図式、関わる全てのメカニズム。机上の空論で、世界平和への道筋を導き出したMは、その理論を実践すべく、直ちにベンチャー企業であるW教育通信社に入社する。
 誰からも歓迎されず、期待されず、入社早々膨大な量の仕事を任される事になるMだが、W教育通信社の社員たちは、社長から与えられる膨大な量の仕事と限られた時間に追われ、皆一様に苦しんでいた。皆に向け、ホームページを使って様々な書き込みを展開しようと試みるM。しかしMは、ホームページの内容だけでなく、自分のプライバシーや言動までもが外部に漏れていると感じていた。
 そんな状態の中、バカにされ、舐め腐られ、怒鳴られ、呆れられながらも必死に仕事に取り組むM。動作がトロイ、思考が鈍い、物忘れが激しい、言葉がうまく出てこない、そんな自分に歯痒さを覚えながらも、自らの可能性を信じて成長しようと奮闘する。
 会社の内部は荒んでいた。社員同士が繰り広げる不協和音の中で、少しずつ成長を遂げるMだが、自分のプライバシーが侵害されている事に動揺を隠せない。
 一方、Mは世界平和を実現する為、一流の営業マンであり、一流の交渉術を持つ社長を政治家にしようと決意する。その方法は、社長自ら政治家になるよう仕向けるというもの。俺は誰の自由も奪わない。誰も支配しない。強制もしない。干渉もしない。束縛もしない。全てはその人間の自由だ。自分の意志で、自ら理想に向かうように仕向けてやるんだ。
 Mの展開する様々な書き込みに、良くも悪くも興味を示す社員たち。誰もが世界平和への道筋を想像できるように導く事ができれば、世界平和は実現できる。そんな考えの元、自らの理論を実践し、会社や世の中を変えてやろうと目論むM。当初鼻にもかけられなかったMの書き込みが、徐々に会社の内部を変えていく。
 少しずつ皆から認められ始めるMだが、プライバシーを侵害してくるストーカーの存在に、より一層精神を追い込まれてゆく。自分のプライバシーは本当に侵害されているのか。妄想か、はたまた現実か、動揺するMの思考は増幅する。近未来、社長はこの国の首脳となり、世界平和実現への取り組みを開始する。しかし、その発端であるはずのMの書き込みは、テロへと向かう道を示唆していた。
【プロローグ】
2025/12/10 20:28
【闇医】
2025/12/11 19:50
【舐められる】
2025/12/11 19:58
【怒られる】
2025/12/11 20:06
【喧嘩】
2025/12/11 20:11
【人生の背景】
2025/12/12 20:27
【鏡】
2025/12/12 20:36
【諦められてる】
2025/12/12 20:48
【監視されている】
2025/12/13 12:55
【やる事やってる】
2025/12/13 14:07
【違和感】
2025/12/13 15:03
【プレッシャー】
2025/12/13 15:14
【お礼】
2025/12/13 15:55
【ゲッチュー】
2025/12/13 16:36
【Mの書き込み十二】
2025/12/13 16:55
【三契約】
2025/12/13 17:06
【使える】
2025/12/13 17:55
【ギクシャク】
2025/12/13 18:03
【講演会】
2025/12/13 19:59
【本気】
2025/12/13 20:14
【覆い尽くす】
2025/12/14 13:36
【Mのお陰】
2025/12/14 13:42
【近未来一】
2025/12/14 13:46
【普通】
2025/12/14 13:50
【心配】
2025/12/14 13:57
【近未来二】
2025/12/14 14:09
【疑心暗鬼】
2025/12/14 14:31
【善意の中で】
2025/12/14 16:46
【独り善がり】
2025/12/14 16:54
【近未来三】
2025/12/14 17:22
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