『努力』と『才能』
「序盤で離脱されたら、その後の話は絶対に読んでもらえないから」
――はい。
という感じで、いきなりタイトルの答えから述べましたが、当たり前の理由ですね。
長編の作品を書いている以上は「先の話」を読んで貰いたいので、序盤で離脱されない様に改稿を繰り返している訳ですが、これが中々どうして一筋縄ではいきません。
一旦話を仕切り直してから2年以上改稿を繰り返し、仕切り直す前も幾度となく改稿を繰り返していたので、最早何百回くらい改稿したのか不明です。
作品の内容に関する話は省きますが、自分には特別な才能など無いのだと、それに気付くのに10年近くかかりました。
まぁ薄々感づいていたことなのでそこまでショックでも無いですが、それを認めると少々アンニュイな気持ちになってしまうのは否定出来ませんね……。
「いやいや、努力の才能があるじゃないか」
「続けることも才能だよ」
優しさからなのでしょう。
この世の中には、そんな言葉をくれる方がいるかも知れませんが、自分の場合「それはちょっと違う」と思っています。
と言うのも、『継続』出来るかどうかは『環境』による影響が物凄く大きいと考えているからです。
次回は「『継続』と『環境』」について記し、自分の執筆活動で「箸休め」的なこの読み物は、一旦お終いにしようと思います。
もし改稿しまくっている作品に興味ある方は、「作者マイページ」の代表作からどうぞ。
挿絵も数十枚入れているので、それだけでも是非、という宣伝を入れて今回は本当に終わります。