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オリオン座流星群の夜:フィンランドから愛をこめて5章
この時
SNS内恋人二股でした。
そんな事とは露知らず、
彼は毎日、寒い極寒の地で
朝子を思い、
電波の調子を見ながら
サイトにリアルタイムで
メールをくれました。
朝子の料理ブログにも
コメントを寄せてくれて
「サバの味噌煮、美味しそうですね~」
「自分、好物です。」
「食べたいな~」て、
ご飯は、どうしてるんですか?
「ああ…、今回は長期だから
まかない君が同行してます。」
「日本料理、作ってくれるから
助かりますね♪」
寒いとこで 日本食は
ありがたいですね~
「朝子さんと一緒なら
もっと 嬉しいですけどね♪」
て、
なんで、朝子は
こんな、心体なんやろう~
たくさんの、折檻の痕に加えて
………………うーん………。
性格破綻者だよne
普通の心体だったら
彼なら幸せになれたかも
しれないne。
もし、
ふつうに、育った女だったら
どんなに幸せに成れたろう
思う時があります。
辛い過去を
いつまでも、引きずっても
幸せにはなれないのは
分かっています。
それでも、
どうしても、
あの、幼かったわたしが
泣いてるの
心の中で………
(つω`*)………。