学校にて 改
見直し作業がんばっております
気になる点ありましたらご協力お願いします::
「それじゃアジトへ戻りますか」
みんなが頷く中
「俺はココへ残ろう、あいつらが動き出したらすぐに知らせる」
そういうと眼光がするどい霊は すっと 消えてしまった。
アクア
「頼もしい方ですね!」
アクアさんが感心したように頷いている。
正体不明なのが怖いですけどね…
その後俺達は来た道を戻りアジトへと戻った。
丁度戻ったのが朝だったのも幸いしてかボスは居なかので、
俺達はこっそりアネゴの部屋へ移動して これまでの経緯をアネゴに説明した。
アネゴ
「なるほどね…やはり思った通りね」
アネゴが頷く
「あら?あなたはいつもニュイが連れていた魚さん?
マアムさんがアネゴを見て驚きながら声を掛けた。
アネゴ
「ええ、その節はお世話になっていました」
マアム
「いえ、そんな私はなんというかむしろ捨てなさいと言ってしまったもので…ごめんなさい」
アネゴ
「いえ、お気になさらないで普通であれば日の過ぎた鯛ですもの衛生面から見ても」
日の過ぎた…腐っているとはさすがに言わないのですね…
マアム
「しかし…まさか喋るようにまでなっているとは…」
アネゴ
「あなたの娘さんの優しさのおかげです、私は娘さんの優しさに答える為にここまで強くなりました…ですので今回の件は必ず娘さんを助けます」
手と手?いやヒレを取り合う夫人と魚…
良い話っぽいのだが…
なんか 締まらない絵ずら…
そんなことを思いつつその日はアネゴの部下にマアムさんを任せてログアウトした。
次の日 学校
吉井
「お~~い ダイン!」
「学校でその名前は止めろ!」
ゲーム名の名前をリアルで呼ばれるのは恥ずかしい!
吉井
「それより情報だ、やっぱり奴は黒だ!」
「ん?何が黒いの?」
吉井
「長官だよ!長官!」
「あ!」
ジーーー
ヨッジーの目が刺さる
吉井
「お前…俺達が鉱山調査に行ったの、忘れていただろ」
「そ、そんなことないよ」
吉井
「ウソつけ!」
「すみません…」
俺は帰りに肉まんをおごる約束させられてしまった。
財布に痛恨の一撃!
それからヨッジーの話を聞くと鉱山の街は監視が居て普通には入れないらしいが、山の林を抜けて大回りすることで中に入れたらしく、そこに居た人たちの多くは長官に関係した人物で元上官の子供たちも居たらしい。
「ふむ~なるほどな、そうなると俺達の情報と合致するな」
俺はヨッジーに今までの経緯を説明すると…
吉井
「これは面白いことになってきたな…」
「また大変そうだ…」
吉井
「はははは!まあ今日の夜グランドクエストの内容が発表されるからそれをチェックしようぜ」
「見るのがこわいな」
吉井
「なるようになるさ!」
豪快に笑うヨッジーを見ながらため息をつく俺であった