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仲間になったアンデッドを生き返らせたら姫騎士だった!?  作者: 鳳凰院いちご
新たなるアンデット姫
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再生13

天井に巨大な人影が写りそのルーペを手にすると疑似太陽の光を集めて俺たち向けて照射してくる


ヨッジー

「あぶな!あちい!」


黒姫

「あなた方のおかげで今最高に気分がいいわ、お礼に極上の光で包んであげましょう」


ヨッジーが間一髪で避けるが一瞬触れただけでも相当な熱を発するようだ


アクア

「なにか防ぐ手立ては」


黒姫

「あら、考え事する暇があるかしら」


そういうとルーペの数が増えて一人一つになって光が追ってくる


ゲンゾウ

「ええい!めんどくさい」


クリス

「あぶないわ、もっと早く」


「あああ!もうあの太陽を攻撃して壊そう!」


ヨッジー

「よっしゃ!ピッチングソード!」


ヨッジーが予備の剣を取り出して太陽めがけて投げつけると、手前で溶けてしまった


ヨッジー

「嘘だろ」


黒姫

「ふふ、この空間が壊れないよう特殊な障壁で抑えてあるの…でもアレを壊そうなんて不可能よ」


ヨッジー

「くっそ!」


黒姫

「さあ、お邪魔さんたちはみんな消えてもらいましょう」


容赦ないスピードで光が俺たちを襲ってくる


黒姫

「あっはははは、面白い動きね~このまましばらく踊ってもらいましょうかしら」


すると


白雅

「もう、やめなさい!何が目的なの私を地下に閉じ込めて人々を苦しめるなんて」


すると黒姫の陽気だった顔がすっと真顔になり


黒姫

「はあ?何言ってるのあなたが勝手に逃げ込んだだけでしょ?」


白雅

「え?」


黒姫

「あなたが現実から目を背けて、日に日に弱っていきそして自分で地下に籠ったんでしょ?」


白雅

「え?そんな……わたしが……現実から目を」


黒姫

「そう……せっかく私が完全体になれるとこまで来たのにカギのあなたが居なくなってしまうんだもの」


「カギは地下にってそういう意味だったのか」


黒姫

「私では入れないのだもの仕方ないから……手伝ってくれてお礼を言うわ」


白雅

「そんな……私は…どうして」


黒姫

「もう、何も考える必要はないわ私の闇に包まれて眠りなさい」


すると白雅さんの背後から優しく影が白雅さんを包もうと現れて

それはやがて黒姫のとなり背後から抱きしめるような体勢へと変化していく


白雅

「らくに……」


黒姫

「そう、だれも傷けられないから」


まずい!このままでは白雅さんが取り込まれてしまう!

すると


ゲンゾウ

「クリス!バフを!」


クリス

「はいな!」


ゲンゾウ

「小道具!倍加!耐久強化!」


するとバックから何やら取り出して


ゲンゾウ

「折り紙!銀色!折り込み!万華鏡」


銀色の折り紙が花ような形状へと変化していく


ゲンゾウ

「それ!お主の光だ!返すぞ」


ルーペの光を銀色の花が更に収束して放たれる






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