再生12
「とりあえず落ち着きましょう」
白雅
「そうね、ちょっと気が動転してて」
あぶない…もっといろいろなものを失うとこだった
アクア
「もぐもご」
何やら抗議してるようだが知らん!
ゲンゾウ
「現状そのお前さんの一部である黒姫を止めないといけないんじゃな」
白雅
「ええ、彼女は私の力を奪い私をここに幽閉したと思われます…私が幾分チカラを取り戻したので若干の弱体はしてるでしょうが」
ヨッジー
「弱体化してるなら一度戦ったことあるからいけんじゃねえ?」
「まあ」
白雅
「いえ、侮ってはいけませんここは昔、私の管理下だった場所ですが今ではほとんどの主導権を彼女が持っており、どんな手で待ち構えているかわかりません」
ゲンゾウ
「ふむ、それは確かに」
ヨッジー
「とはいえこのまま手をこまねいてる場合じゃ」
アクア
「説得できないのでしょうか」
アネゴ
「さすがにそれは」
白雅
「説得……説得は無理かもしれませんが、分体の主導権をこちらに戻せば正常化する可能性はあるかもしれません」
ゲンゾウ
「ふむ」
アネゴ
「となれば早く向かいましょうか」
白雅
「いえ、最低限の力は戻ったので」
そういうと指をパチンと鳴らすとあっという間に最上階へと移動した
キョウカ
「これはこれは」
「よかったー……また、アレを味わうのかとおもった」
ヨッジー
「よし!じゃあ行こうぜ!」
白雅
「今扉を……」
すると白雅さんが扉に近づいた瞬間まるで向こうから招き入れるように扉が開いた
白雅
「これは?」
ヨッジー
「これるものなら来てみろと言うことか、上等だ」
そう言ってヨッジーが先に進む
「おい!ちょっと待てよ、さっき白雅さんも言ってただろ何があるかわからないって」
慌てて後をつけてい行くと
キョウカ
「なにもないわね」
そこには永遠と続く黒いでかい廊下に白い壁
ゲンゾウ
「なにか目がおかしくなりそうじゃ」
全員が中に入ると扉が急に閉まった。
アネゴ
「閉じ込められ?」
すると
???
「ようこそ、お待ちしていたわ白雅とお邪魔な方々」
白雅
「もう、こんなことはお辞めなさい黒姫」
黒姫
「はあ?あなたは何を言ってるの」
ヨッジー
「とりあえず出て来いよ!相手になってやる」
黒姫
「元気が有り余ってるようね……いいわ、遊んであげる」
すると白い天井から手がニュっと出て
黒姫
「ブラックペイント」
すると手から黒い雨のようなものが出て俺たちを黒く染めていく
アクア
「真っ黒に」
アネゴ
「まさにクロダイ」
ゲンゾウ
「くだらんこといってるでない」
黒姫
「クリエイト」
すると突然目の前に大きなルーペが…
黒姫
「サンシャイン」
巨大な太陽のような物が……これはまさか