再生7
すみません、夏風邪でUP遅くなり申し訳ございません。
徐々に目が慣れていき目の前に現れたのは
「メリーゴーランド?」
ウィズ
「あっちには観覧車が」
アクア
「よくわかりませんが遊具のようですね」
ヨッジー
「あっちには商店街?いやモールっぽいな」
ゲンゾウ
「遊園地……いや大人も楽しめるテーマパークのような感じじゃな」
アネゴ
「誰もいないのかしら」
もピー!モピ!
もピーが俺の顔をペチペチ叩き何かを指さす
「ん?」
モールの一角に灯りが見えた
「みんなあそこに光が」
ゲンゾウ
「薄っすらではあるが確かに」
ヨッジー
「いってみようぜ」
アネゴ
「罠かもしれないわ」
ヨッジー
「だとしてもこのまま彷徨うよりは良いっしょ!」
ゲンゾウ
「虎穴に入らずんば虎子を得ずかの」
とりあえずいくしかないといことでまるで閉店後のデパートのような雰囲気の建物へ入って行く
アクア
「お化けはちょっと」
アネゴ
「きゃー!何か居たわ!」
へんてこなコアラのようなマスコットキャラ?みたいな人形を見てアネゴが悲鳴をあげた
……元アンデッドだよな
ウィズ
「確かにちょっと不気味ですよね、夜の学校みたいな感じで」
ゲンゾウ
「今更お化けも何もないじゃろて」
クリス
「あら、勇ましい」
ヨッジー
「灯りは確か2Fだったよな」
アクア
「どこかに階段かなにかないですかね」
ぼんぼりの薄暗い灯りで照らしながら上の道をさがしているとエスカレーターを発見したので上に昇って行くと
ウィズ
「エスカレーターの上を歩くとなんかちょっと変な感じがしますよね」
「確かに」
アクア
「え?ただの黒い階段では?」
ヨッジー
「そうだよな、そう見えるけどうちらの認識だと違うんだよな」
アクア
「?」
そんな感じで昇って行くと2Fの正面だけが灯りがついていた、
そこには迷子センターと書かれておりカウンターがあったので恐る恐る
「あの~だれか居ますか?」
するとガタン!という音ともに置くから
???
「誰か来たの!」
物凄い勢いで声の主は飛び出してきた
???
「ねえ!遊ぼう!」
「へ?」
そこに居たのは薄い緑の服を着た幼稚園児くらいの女の子だった
???
「ねえ!ねえ!」
すると今まで真っ暗だったデパートが一気に電気がついて変なマスコットキャラまで動き出した
???
「ねえねえ、何が良い?なんでもあるよ!」
すると空間が急激に膨れるように奥行きが広がりフードコートやらゴーカート、ジェットコースターやらなんでもありの広い空間になっていく、
???
「そうだ!かくれんぼしよ!私が逃げるから捕まえてね!」
「っちょ!」
馬鹿ひろい空間の中を飛ぶように移動して消えていった……