ゾンビ姫9
ヨッジーが懸命に斬りつけるが痛いという感情を持ち合わせないので嫌がる素振りもないうえにアイツがいう都市そのものと一体化してるならばどんだけHPがあるのか計り知れない。
ヨッジー
「これはキリがないぞ」
負の分身
「ん?なんだお前ちょこまかしてそれより美味しいモノくれよ」
そういって巨大な手で捕まえようと手を伸ばす
ヨッジー
「エスケープホース」
ヨッジーが緊急回避で間一髪ですり抜ける
ヨッジー
「あぶね」
もピー!もピー!
「あの図体でなんて速さだ」
するともピーが前にで、黄色の餅をぐるぐる回してあたりにまき散らす
鑑定するとそれはトリモチだった
「トリモチか!もピーナイス!今のうちみんな走って」
逃げようと走ろうとすると
メリメリ!
なんとトリモチで固定された体をちぎりながらものすごい速さで追いかけて来る
負の分身
「なんだよ~逃げんなよ~これから楽しく遊ぶんだから」
そういうと手に黒い塊を放ちそれを円形にしていく
「いくぞ~!」
すると俺たちの目がけて転がしてくる!あわてて回避するも正面にあった複数の家が木端微塵になり破片が俺たちを襲う、その後もトリモチで体を小さくしながらもスピードはましていく
アネゴ
「いやああ!こないで」
アネゴが錯乱しながら逃げたときに落とした鮨の一部を見つけると急に動きが止まり
負の分身
「ん?」
ものすごいスピードで近づいて行く
負の分身
「これ旨そう!!!」
???
「何をしている!!あいつらを壊せ!!!」
負の分身
「うまい!これすごくウマイ」
???
「く!正の感情への執着心が」
「チャンスだ!急げ!」
俺たちは全力で距離を取ろうと逃げたが
負の分身
「もっと!もっとだ!!!こんな旨いものもっとくれ」
ヨッジー
「アネゴ!残りの鮨も全部投げつけてやれ」
鮨をばら撒くと再び立ち止まりガツガツと食べ始める
そしてまた身体が大きくなっていく、それはさっきの倍以上
「なんかパワーアップしてないか!」
ゲンゾウ
「鮨効果か!?」
「わかりませんけどやばくないっすか!」
ヨッジー
「とにかく走れ!」
???
「逃げたとて無駄!さあ!いつまで食べてるイケ!」
すると食べ終わった負の分身が
負の分身
「うるさいな!お前も喰ってやる」
なんと本体と思われるものを吸い込む
???
「なぜ急に!この力は!!」
ブラックホールに飲み込まれるように居なくなり、負の分身はさらに体が大きくなりそして体が何かに反応してるのかボロボロとはげおちてまっくろでタダれたような黒赤い状態で叫びながらこちらにむかって
モットヨコセ!スベテヲヨコセ!




