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仲間になったアンデッドを生き返らせたら姫騎士だった!?  作者: 鳳凰院いちご
本章1 ウォータリア編
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43運命に抗うモノ

気づくと周りは真っ暗で何も見えない


「お~い~皆~だいじょうぶか?」


ウィズ

「なんとか~今灯りを、ライトボー」


ウィズさんが灯りをつけるとそこは真っ赤な壁が脈打つ多分クジラの腹の中だと思われる、所々に魚が散らばっているとこを見ると胃、もしくはその手前くらいだろうか?周りで倒れてるアクアさん達を起こすがアネゴだけが見つからない


ヨッジー

「アネゴ~」


ウィズ

「ダインさんアネゴさんのステータスは」


ステータスを見ても死んではいないようだが

すると……魚の死骸が動き出し


アクア

「ひ~!アンデット!」


うん、そうかもしれないけどあなたも元はアンデットと思いながら手槍を握ると


アネゴ

「腐っても鯛よ!!!」


アネゴが魚の中から出てきた


「あれ?元の姿に戻ってる」


アネゴ

「元の姿?よくわからないけどえらくすっきりしてるわ」


アクア

「私も前そんな感覚ありました!なんでなんですかね」


他一同

「……」


ゲンゾウ

「とりあえずじゃ、このまま居たら消化されそうだから動かないか」


「そうですね」


ウィズ

「でもどちらに?」


たしかに通路は前後にある道だけ……


ヨッジー

「こういうときは……」


ヨッジーは剣の鞘と立てて


ヨッジー

「ほい」


手を離すと前の方に倒れた……


ヨッジー

「よし!こっちだ」


「相変わらずいい加減だな」


ヨッジー

「答えがないことを悩んでもしかたなし!」


ゲンゾウ

「まあ、一理あるな……この状況では調べたところで」


ヨッジー

「そっそ!じゃいくぜ」


歩いて行くと代わり映えしないと壁が永遠と繋がっていたが


ウィズ

「あれ?風が」


お香のような独特な薫りと伴に風が……


ゲンゾウ

「ふむ、こちらか香ってくるな」


そちらの方へ歩いて行くと、


「嘘だろ……」


そこにはお寺や茶屋町……というかコレは


ウィズ

「京都!?」


ゲンゾウ

「縮尺はめちゃめちゃだがあの金のお寺やタワーなど間違いなく京都……そうか、そういうことか」


ヨッジー

「どういうこと?」


ゲンゾウ

「くじら……漢字で書くと鯨、魚ヘンに京」


「それにしても鯨の腹の中になぜ」


アクア

「その京というのは主たちの世界にある町なんですか」


「ああ、古都とも言われていて昔の国の中心部があった場所なんだ」


アクア

「そうなんですね、なぜそれがここに再現されてるんでしょう」


ヨッジー

「わからないが……なんか、昔来たことがあるような」


「京都にでも旅行したことあるとか?」


ヨッジー

「ちっげえよ」


ウィズ

「多分ですけど、ここって前作にあったイベントエリアでは」


ヨッジー

「あああ!そうだ」




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