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仲間になったアンデッドを生き返らせたら姫騎士だった!?  作者: 鳳凰院いちご
本章1 ウォータリア編
660/714

21 運命に抗うモノ

???

「赤、青、黄色など自然界のすべての色を混ぜたモノ、自然界の色の頂点とは何でしょうか」


ウィズ

「黒?」


???

「惜しいですね、正解は無彩色」


「無彩色?」


???

「それは白であり黒でもあり色味のない色であり、明暗の極み…そしてその象徴であるのが」


手を掲げると色とりどりのオーロラが集まりそしてその身を包んでいく、色は混じり合いグレーから黒の球体へそして天井へと黒い柱が伸びて行くと洞窟を突き破りそこから一筋の光が差し込みその部分が白くなる。


アネゴ

「構えた方がいいわね」


異様な圧力を感じそれぞれが戦闘態勢に入ると、まるで花びらのように球体が開き中から全身ゼブラ模様の女性なのか男性なのかわからない人型が現れる。


???

「ここに人が来るのは久しぶりだからもっとおもてなししようかとおもったのだけど、私の可愛い分身を痛めつける子たちにはお仕置きが必要かな」


ヨッジー

「お前は」


???

「私は無彩色の妖精長 雪の黒姫」


「こちらとしては襲ってきたので対抗したので、元々は争う気はないんです!ここを通り抜けたいだけで」


雪の黒姫

「ここは光と闇の織りなす世界…故にここは究極の世界ここより出る必要はないでしょ」


ヨッジー

「戦うしかないってことだよな」


雪の黒姫

「あらあら」


ヨッジーが剣に炎を纏わせ振りかぶる


「ファイヤー旋風!」


炎の塊が雪の黒姫に向かって飛んで行くと左右の手を振り自身の上半身を女性の着物のように変化させ右手の黒い振袖を自らの身体の前に掲げた、


雪の黒姫

「すべてを誘いすべてを包む」


炎はまるで吸い込まれるように振袖へと消えて行った、そして今度は左手の白い振袖を掲げる、


ヨッジー

「これはお約束のあれか…」


雪の黒姫

「白はすべてを寄せ付けない孤高にして至高なるもの」


掲げられた白い振袖から明らかに先ほどとは比べ物ならないくらいの火球が放たれた、


「おいおい!退避!退避!」


アネゴ

「ヨッジーさん!無暗やたらに攻撃するから!焼き魚はいやよ!」


雪の黒姫

「あら、楽しいダンスね~赤がお好きなのね」


そういうと今度は腰もとに赤いオーロラの帯のようなものが現れた、


雪の黒姫

「さあさあ、赤の舞をもっとみせておくれ」


赤いオーロラの帯が左右に伸びてそこから火炎弾が無数に装填されていく、


雪の黒姫

「えいっと」


ゲンゾウ

「みんな身を守れ!」


アクア

「防御障壁を作れる方は展開を!あとだれか雪うさぎちゃんを守って!」


「俺が守る!」


雪うさぎを守るように盾と手槍で防御すると


もぴーもぴー!


ずるい~と言わんばかりにもピーが主張してくる、


「お前は強いから大丈夫だろ」


そういうともピーが膨れ上がった!?



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