4 運命に抗うモノ
魂の解放でおわったかとおもったが、そこには黒いスライム状の異形なものがうごめき、あたりかまわず触手を伸ばしている。
「残りカスが!」
遠距離から攻撃を仕掛けるがそこに存在しているはずなのにまるで無いかのごとくすりぬけていく、
「前にもあったな」
アクア
「主とりあえず溶岩であいつを包みます!マグマよアノものを封じ込めよ!」
周りのマグマが折の様に敵を囲うが平然とこちらに向かってくる。
「どうしたら」
どうしたものかわからず、取り込まれないように距離をとりながら攻撃をしかけていると、
イワミー
「やっと追いついた」
「イワミーさん逃げて下さい」
イワミー
「あのスライムみたいなのが原因かしら?」
「あいつには攻撃が効かなくて」
イワミー
「……」
そういうと無言で弓を構えて放つ
「ダメですって」
イワミー
「なるほど、大丈夫よ私たちだってなにも今までぼ~っと待っていただけじゃないのよ」
そういうと手を翳し
イワミー
「デバッグ!」
不思議な数式のようなものが敵を囲い何やら状態異常の呪文をかけたときのよう敵へと吸い込まれていく、
イワミー
「今なら攻撃が効くはずよ」
「わかりました!レールスピアガン!」
するとパン!と音を立てて敵は砕け散った。
イワミー
「ふん、これで実証データが取れたわね」
「あれは?」
イワミー
「あいつらが作ったプログラムをこちらの世界へ物質へと変換するプログラムよ」
「おお!」
イワミー
「いくつかのサンプルによってあちらのプログラムへの対抗すべきワクチンデータだ」
そんな話をしているとイワミーさんの前にアクアさんが
アクア
「あなたはこの世界の方です」
イワミー
「……そうだ」
アクア
「私はこの世界を生きるモノとしてあなた方と話がしたいのですが」
「アクアさん……」
イワミー
「いいだろう、だがコレが一段落した後だ」
「わかりました」
そう言った目はなんともいえない怒りとも違う悲しみとも違う目だった。
すみません><GWまでお仕事でバタバタしててUP送れるかもしれません