336 終わりの始まり
「よし、攻勢をかけるぞ」
もふモッピー!
もピーもやる気だな、攻撃パネルを見ると
縛千巻 長
削回転斬り 近
千串影撃 中
どれがどれかよくわからないが距離的に縛千巻かな?
選択すると左手の甲の辺りから肌色の線状な光線が数千本発射されて敵をぐるぐる巻きにしていく、見た目的に麺にぐるぐる巻きされた龍……
とりあえず距離を縮める為にそのまま締め付けながら引っ張るがドラゴンの抵抗もすさまじく力任せに暴れ拘束を破壊されその勢いのまま体当りをかましてきた。
「この距離だと削回転斬りか」
目の前に巨大な巨大なナイフが現れて体当りに対してまるで闘牛かのようにギリギリで機体をそらしてドラゴンの体をケバブを斬るがごとく削り斬っていく、さすがに肉をそぐごとはできなかったが所々に傷がつき始め、さらに予想外のカウンターに受け身がとれずそのままドラゴンは巨体を地面に叩きつけた。
よし、千串影撃を選択すると肩の部分に砲身が現れてそこから無数の串の様なものが飛び出てドラゴンの影に刺さると起き上がろうとするドラゴンが、その場から立ち上がることもできないようでバタバタしている。
「拘束効果か、チャンスだなアクアさんこの技で」
ターニャ式 檄ノ型円止
先生の技で!
放たれた一閃はドラゴンにクリティカルヒットしたそれと同時にドラゴンが暴れ出す
「アクアさん!戻ってこい」
するとドラゴンから蒼い光が放たれて天を斬る、そしてそこから巨大な蒼いバラが現れてドラゴンを包んでいく、
「これはアクアさんが戻ってくるのか?」
そう思った瞬間 バラから蒼いビームが放たれて機体に直撃を喰らってしまう。
「うおおおお」
目の前が蒼い光に包まれ各タブレットがdangerの文字が出て、そして赤い文字で
ドッキング維持不可 強制解除
次に視界が開けたときには空が見えていた、そこに見えたのは蒼い人と竜の間の様な姿でアクアさんと同じ鎧を着たモノが空からこちらを見て
「殲滅 スル」
先生の剣を握りこちらを突き刺す為に突進してくる
避けるにして機体の損傷をあるのか動かずオロオロしているもピー
何か手はないかするとスキルのクールタイムが終わった金剛撃行が見えた。
「まだ、いける!金剛撃行」
剣が突き刺さる寸前でスキルが発動しなんとか回避出来たが今までの巨体とは違い素早い相手の連撃が襲い掛かる、慌てダイヤモンドシールドを展開するが防戦一方に更に今までとちがい技術で攻めて来るのでシールドの及ばないとこに剣戟が刺さる、所々に煙があがるかなりヤバイ状況で……