331-2終わりの始まり
「お前か!アクアさんを操っているのは」
???
「操る?真実を伝えたまでだ……それにしても君はちょっとうざいね」
「お前に言われたくはない」
???
「お前とは失敬な、私はこの世界をすべるマスターさ」
「世界を統べるならアクアさんの両親や国を復興せてみろ今すぐ」
マスター
「今はまだ出来ないが」
「何が世界を統べるだ、統べてないじゃないか結局は今の世界は動き出しただから勝手にいじれないんだろ」
マスター
「今はといっただろ、もう少しすれば」
「アクアさんこんなペテン師に騙されるな!」
マスター
「うるさい!この世界は私によって変えられる」
イワミー
「だれがあなたの世界ですって?」
マスター
「お前は、どうやってココに」
イワミー
「私がこの世界の所有者よ!あんたは前作のバグでしかすぎないわ!」
マスター
「私がバグ…この私がああああ!」
イワミー
「あなたにこの世界をどうこうする権利はないわ!」
マスター
「ふははは!権利?そんなものは必要ない術があればいいんだよ!」
すると周りの景色が崩れ始める
マスター
「アクア、おまえはアイツを殺せ」
するとアクアさんのバイザーのような目隠しが真っ黒になりこちらからアクアさんの目がみえなくなってしまった
アクア
「ハイ……」
明らかに口調が無機質になり剣を構える
「アクアさん!」
アクア
「……」
まったく反応が無い
マスター
「さあ!悲しい物語の始まりだ」
するとアクアさんが剣(先生)を地面に突き刺すと粉塵が舞いマスターの姿が消え、足場のビルが揺れ出す
「ここが崩れる!?」
ビルの端々から亀裂が出始める、
イワミー
「逃げやがった、しかもココのエリアは重要なデータのブロックに作れているのに破壊するなんて、ダイン!非常事態よアイテムは全て渡すからアイツをとめなさい!」
「ええ!?そんなことよりそちらでプログラムを止めるとか俺を無敵にするとか」
イワミー
「そんなことができるならとっくにやってるわよ」
「えええ!?」
イワミー
「詳しくは後で説明するけど、悔しいけど術はアイツが持っている、ただアイツが自由できない権利をこちらが有してる状態で、プログラムの根本に係わる介入はできないのよ」
「よくわからないですけど」
イワミー
「私はコレからこの崩壊を止める為に奔走するから、君はこれ以上ここが壊れないようにアイツを止める!」
「わかりました」
イワミー
「今からアイテムを転送するわ!あとは頼むわね」
そういうとイワミーさんは消えてしまった、アイテム欄を確認すると体力、魔力が回復する上級アイテム、投げる投擲アイテムなど様座なモノの数がカンストしている。
「やるしかないか」