320 終わりの始まり
ドリル付きの装甲車が二つに割れてドリル部分が折曲がり足のような形態に、そしてそこにヘリの後部分に左右に突き刺さり左右が広がり胴体と腕を形成したかと思うと、バイクが空中に飛び上がりこちらも左右に分かれてバイクの後頭部から手のようなものが出て来るそして先端部分がヘリコプターの腕の左右と合体
オサ
「仕上げじゃ!」
突如オサの乗っているオープンカーの真下からジェットエンジンを拭き上げ空に舞うと真ん中から半分に折れ曲がりそのまま胴体へむかって降りていき、合体すると折れたところから顔らしきものが現れ、最後にオサと同じシルエットを模したものが頭部のおでこの部分に現れた。
「合体ロボ?」
GM
「のおおお!俺は猛烈に感動しているあの頃…見れなかった……ウマイZ最終形態ウマイZプラス!」
泣きながら叫ぶな!
嗚咽を漏らしながら解説をGMがしてくれるがなんとも大の大人が……
GM
「子供が憧れたまさかの!合体ロボ設定しかも!超難関でデマという噂さえあったシーンが私の目の前に!」
「あの~このあとはどうなるんでしょ」
GM
「見ていれば大丈夫ですからあああああ!」
涙かなんかわからない液体を飛ばさないで~~~
オサ
「金!人脈!歴史 一つに!超絶合体ウマイZプラス」
「なんだこれ……ウィズさん展開ついていけてます?」
ウィズ
「おじさん、合体、植物……新ジャンルかありっちゃありですが~」
なんか鋭い目つきをして考察されてるのが怖いです……
そんな話をしている中オサが動き出す!
オサ
「ワシはワシなりの戦い方をすれば良いんじゃ!」
ウヒョウオオオオオ
敵が雄叫びあげて突っ込んでくると
オサ
「高層ビル建築!」
地面を叩くと目の前に巨大なビルが建って敵がそれにぶち当たり、慌てて空へと非難すると今度は大きな羽根を羽ばたかせて強風で攻撃を行うと、
オサ
「なにを!エコ発電建設!」
手を広げると目の前に風力発電所がずらりと並ぶ、そして風を受け止めると電気の球を頭上に形成しはじめて
オサ
「くらえ!追尾クリーンエネルギー返し!」
電気の塊をそのまま敵へと投げつける!
しかし、空中でそれをひらりとかわすとヒョイヒョイと追尾を撒こうと動き回る
すると……
オサ
「小癪な!……トウルル トルルル あ もしもし、久しぶりじゃのそっちの方からこっち確認できる?あ そうそう そこ、ワシの周りブンブンしてる虫なんとかしてくれない?」
すると突如空から一筋の光が敵の羽を直撃し!雷撃もヒットした。
オサ
「あ~ありがとね ガチャ……みたか!プロトサテライトレーザー!」
「大気圏外から撃ったってこと?」
GM
「さすがや!さすがやで!」
いや、ヒーローを見てるような目でみてるけどなんか違うからね!アレ!
ウィズ
「金持ち会長ヒーローかイケるか~う~~~ん」
こっちはなんかまた違う視点で見てるし!?
オサ
「終わりじゃ!タートルシェル ノット merit of years!」
目の前に巨大な金の杖が現れてそれを掴むと持ち手をグイっとひくとそこから銀色の刀身が現れる!
「仕込み刀だと!」
オサ
「ぬおおおりゃああああ!」
空へと飛びあがり敵を串刺しにするとそのまま地面へと降下して、すごい衝撃と伴に爆風を巻き上げる。
「オサああああ!」