318終わりの始まり
「そしたらおっさ」
GM
「まてまて」
口抑えられて小声で
GM
「今おっさんって言おうとしたか」
コクンと頷くと
GM
「確かにアレはおっさんだ、だが!おっさんはナイーブなんだ!もっと……」
???
「オサかなかなか良いではないか~」
GM
「え?……オサ…ええ!!そうですよね一族の長みたいな!権威があり品があると申しますか」
オサ
「そうだろ、そうだろ君もそう思うだろ」
「ええ」
ウィズ
「そうですね」
「と、とりあえずこれでクエスト終了ですよね」
GM
「ん?先ほどの私の話を聞いてなかったのですか?若い頃は対応が出来ずクリアできなかったといったじゃないですか」
「というと?」
GM
「ここからが!第二ラウンド『接待』を経てあの閉じた目が開けば完熟です」
「せ 接待?」
GM
「とりあえずオサが満足するように行動すればokです」
「はあ……」
ガサガサとトリモチでダメージを負いながら突破して来る敵が現れた。
オサ
「ワシに挑んでくるとは……返り討ちにしてくれる行くぞ」
……
オサは言葉を振り上げたモノの果物なので当然攻撃も出来なければ魔法も無い……
言葉だけが響くが何も出来ない
オサ
「……」
すると見る見る元気が!
GM
「いかん!オサ オサには頭脳明晰な知恵がございますので、我々の指揮を!」
オサ
「おお!そうだった みんなアイツを撃退するんだ」
とりあえず弱っていたので問題なく撃退することが出来たが
オサ
「ふん!弱いやつめワシの敵ではないわ!ハハハハハ」
なんで何にもしないアイツが一番偉そうなんだ
GM
「あれが接待戦闘だ」
「え?」
GM
「たとえ思うことがあっても、ぐっとこらえてだな」
そういうとすっとオサの所に行き
GM
「さすがです!抜群の指揮でしたよ」
オサ
「うむ」
……なんだこれ、植物をヨイショしてるGM
その後も幾度となく戦闘が繰り広げられたがこれの繰り返しに呆然としていると
ウィズ
「大人の世界って複雑なのよ……ダインもじきにわかるわ、私もまだ片足くらいしか踏み込んでないけど、今のあなたのきもちなんとなくわかるわ」
ウィズ姉さんは一体……
深く考えることをやめてとりあえず戦闘を続けていくと今までにないプレッシャーを感じ辺りをみると空が徐々にくらくなり今まで倒していた敵の中の芋虫のような敵が急に糸を吐き出して自分そして周辺の敵までも巻き込みなにやら繭の様なモノを作り出した。
GM
「ついに始まった……最後の戦闘いや試練が!」
え!?