311 終わりの始まり
ヴェール
「よごれちまったぜ……(涙)
ヴェールの犠牲?により綺麗に耕された一角を見ながら一息ついていると
GM
「第一段階はなんとかということですかね」
「ですね、じゃ植えましょうか」
と種を取り出して植えようとすると
ピシ!
どこから持ってきたかわからない木の枝でそれを静止させられた。
GM
「何を考えているのですか!」
「いや、耕し終わったから植えようかと」
GM
「はあ~素人はこれだから」
何その!玄人が新人いびりするみたいな視線は!
GM
「いいですか?夜は火山地帯まで移動しないとダメなんですよ?」
「はあ」
GM
「その為には!ルートを確保しなければなりません」
「というと?」
GM
「あそこまでの道を作ります!」
そう指刺した先には火山が!
「この先の森を切り開けと?」
GM
「YES!」
「どこかに道は」
GM
「私が索敵した感じだとありません!」
「ということは……」
GM
「また、トレント狩りです」
「うああああ!」
ウィズ
「ダインさん気をしっかり!」
GM
「時間がないです早くしましょ」
「めんどくせええ!」
GM
「こんなことめんどぐさがってたら、先にはすすめないですよ!」
「やればいいんでしょ!セイントハリーケン!!」
GM
「はい~がんばれ~」
ウィズ
「援護します!!エンジェルトラック」
やけくそだった…目の前のマグマ山を目掛けてただひたすら直進しながらスキルを放つ……一体どれくらいの距離を歩いてるのかわからないくらいに揉みくちゃになりながら進みやっと山肌まで着いた。
「やっと……バタ」
ウィズ
「休憩を……」
GM
「まだまだですよ!」
そう行って指さしたのは崖の一角に小さな木が生えている小さな面積しかない人がギリ二人立っていられるような場所だった。
「え?」
もう一言しかでなかった。
GM
「いやだからあそこを耕して夜用に」
「なぬ!」
GM
「邪魔な岩とかをどかしてあそこまでいきましょう」
「えええ」
GM
「時間ないですよ」
「ぐぬぬぬ……はい」
やり場のない怒りを通り道の邪魔してるちょっとだけ大き目な小石を蹴り上げると、
GM
「あ!?」
「え!?」
すると蹴り上げた岩から目が!そしてこっちを睨んで
ドガーーーン!!
大爆発を起こして俺は吹っ飛んだ!
ウィズ
「ダインさーーーーーん!」
危なかった……非常に危なかった、HPが1割をきって行った、
物当たるのは良くない……
そんなことを考えながら宙を舞いそして地中に埋まった……
ウィズ
「起きてください!回復魔法効いてますから」
「このまま、寝ようかな」
ウィズ
「仕方ありません、もピーさん頼みます」
もぴー!!
餅が縄の様になり地面から強引にひっぱりだされて再び地面に叩きつけられた、
ウィズ
「回復魔法かけますから」
「はい……」
圧が!!!