294 終わりの始まり
ゲンゾウ
「ふむ、ターニャが最後に何かメッセージを残したとな…なにかありそうだが読めないのじゃとなんとも」
ヨッジー
「だよな」
「とりあえず、先に進むしか」
キル
「おい!お前ら現状を無視して話を先に進めるな!なんとかしろ」
「そうは言ってもパパなんだから」
キル
「だれがパパだ」
「YOU」
キル
「YOUじゃねえ!」
アネゴ
「まあ、流れとは言えはなんと言えば良いのかしら……おめでとう?」
キル
「めでたいわけあるか!?」
ヨッジー
「鯛とめでたいをかけたのか!?この状況でやるな」
キル
「ああああ!もう!」
ポルカ
「そんなに照れなくてもいいじゃない、あなた」
キル
「お前の夫になった覚えはない!」
ポルカ
「ひどいは……ウルウル(ウソ泣き)」
GM
「よくわからないのですが家庭は大切しないと」
キル
「てめえ!管理する側なのにほぼ何もできなかったクセに!混じっていじってるじゃねえ!」
GM
「いや、その一派論的な話であと何もできなかったのはシステム上で……」
きっと真面目な人なんだろな~何か一生懸命説明しようとしつつ家庭の大切さを説くGMをみながら今後をどうするか考えていると、
キルの手下が偵察から戻ってきた
手下
「どうやらこの穴はとなりのエリアに繋がってるっぽいぜ」
キル
「そうか……」
「となると、悩んでても仕方ない先に進んで情報を集めよう」
ゲンゾウ
「だな」
ウィズ
「ですね」
キル
「俺たちも」
すると赤子の鳴き声が洞窟に響き渡る
はぁ~というため息と伴に
キル
「俺たちは一度こいつらを送ってから行くから首洗って待ってろ」
手下達
さすが!面倒見がいい所が前面に出てる
ママには優しいね!
父の自覚が
キル
「てめえら!消す!絶対に消す!」
まあ。とりあえずここでキル達とはお別れになりそうだ……がんばれパパ
「さて、急ぎますか」
今の状況を考えるとアクアさんが非常に心配になるのだが
GM
「この洞窟は既存にないものなので何が起こるかわかりませんので気を付けていきましょう」
「ん?」
GM
「はい?」
「ついてくるの?」
GM
「安全性に問題がありますし、あなた方を起点にイレギュラーが発生してると上司から報告もありましたので」
ヨッジー
「まじか」
ウィズ
「なんか保護者同伴みたいな気分になりますね」
ゲンゾウ
「肩が凝りそうじゃが」
GM
「ご安心ください!基本的な部分には目をつむりますし敵とのバトルも不参加ですので」
「はぁ」
GM
「しかし!問題があったときには私が適切に対処を」
ヨッジー
「さっき何もできなかったのに?」
GM
「それは~なんといいますか……あれがイレギュラー過ぎただけであって」
……GMが仲間になった。




