252 終わりの始まり33
チェイン
「とりあえずココが戦場になることは避けたい」
ヨッジー
「うむ」
ウィズ
「でも敵がどこから来るのかわからないですよね」
「うん」
チェイン
「その点はたぶん問題ないとおもう」
「というと?」
チェイン
「スカウト職総出で広範囲に索敵をかけて対処すれば問題ない」
ヨッジー
「なるほど」
チェイン
「これだけの人数とトップクラスのメンツがいるんだ、そう易々と突破できるとは思えない」
ゲンゾウ
「となるとだ、武器などの物資も用意せねばなるまい」
「あとはみんなにそれを伝えないと」
チェイン
「今日はもってこいだな」
「祭りか」
チェイン
「とりあえず現状考えられることをまとめて方針を祭りのラストまでに整理して発表できるようにしよう」
そこから今回の襲撃の件とEさんが誘拐されこと、さらにこれから敵が攻めてくることをフロチャートにしてまとめてこれからしなければならないことなどを箇条書きにした。
チェイン
「大体こんなところだね」
ウィズ
「ですね」
チェイン
「よし、時間もちょうどいい頃合いだし行ってくる」
さすが大型ギルドのリーダー頼もしい!
さっそうと櫓の上の方へ向かい拡声スキルなのかわからんが全員に向けて通達を発した。
チェイン
「祭りも終わりだがもう一つのイベントが始まった」
おおお!
プレイヤー達が完成をあげる。
チェイン
「ただ、あまり良い話ではない先ほどこの祭りが襲撃されたなんとか撃退はできたがEさんが誘拐された、その上この町に向かって敵が襲撃をかけてくるようだ」
えええー!
おいおい
動揺が周りに広がっていく、
チェイン
「しかし!我々が一丸となれば問題はない!まずスカウト系の諸君は索敵チームを編成してほしい、そしてアタッカー職は迎撃部隊の編成、職人の方は後方支援の準備を…」
その後集合場所の支持や各代表の選出し代表が集まり方針の確認をすることなどがアナウンスされた。
チェイン
「さあ!防衛作戦の開始だ全員我々の村を守ろう!」
おおおおお!
全員の士気が上がると伴に各自が自分のやることを理解して準備は順調に進んでいったがある一報によりそれは混乱へと変わって行く
作戦本部へと駆け込んできたチェインさんが衝撃的な一言を発した
チェイン
「敵が!陸を海に変えて戦艦で迫ってきている!」
 




