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動き出していた闇2 改

  俺はまだスレインさんの状態の為、今解除すると目立つのでアクアさん達には先に向かってもらった。


しかし、先ほどからスレインさんが黙り込んでしまったけど何かあったのかな?

 

~二人の念話~


ターニャ

「お主が行った方が早く済むのではないか?」

 

スレイン

「誰かに救ってもらった未来では意味がない…自分で決めたことへ自分で挑むことがこれからの為になるじゃろ」

 

ターニャ

「ふむ」

 

スレイン

「それに儂等は消されたモノじゃ、この世界にあまり深入りするべき時ではないだろう…今は…」

 

ターニャ

「…」

 

スレイン

「いずれ儂等も結論を出す時が来る…未来への決断を…」

 


暫くの沈黙の突然スレインさんの言葉が復活した、


「さて、皆の衆の勝利を祈っておるぞ!」


そういうと俺の体がふっと消えて、人気のない少し離れた所に移動した。

 

スレイン

「さあ、お主も行くと良い」

 

「さっきの沈黙は?」

 

ターニャ

「大人の話じゃ!さあ 行くぞ!ボヤボヤするな!」

 

 先生にケツを叩かれる

 

スレイン

「ほほほ、今はそれで良い…そうじゃ体を借りた礼じゃ」

 

 そういうと名具にスレインさんが手をかざす、すると端っこの方からまるで新品の様な輝きを取り戻す、その剣は白と金で彩られた綺麗な剣に代わりその性能は…


「これは…」

 

スレイン

「うむ、ドワーフらしい武器じゃ…それならいけるじゃろ」

 

「はい!行ってきます」

 

 俺は先生にケツを叩かれながら町へと急いだ

 

 

 

 

 

 そんなことが起こる少し前のある場所では……

 

~とあるオフィス~


女上司

「やはり駄目だったのね…手を打っておいてよかった」

 女上司がモニターを見ながらつぶやく

 

社員

「まさか…こんなことになるとは…」

 

男性社員が女上司に問い詰められて、ハンカチで冷や汗を拭きながら画面を見ている。

 

女上司

「このままでは終われないわ、次の仕掛けを急ぎなさい」

 

怒りを含んだ冷酷な声で上司が命令する。

 

社員

「はい…あの…やはりあまり気が乗らないというか…」

 

女上司

「あなたの主観は聞いてないの!あなたがやらないなら私がやるから、配置と攻撃指示だけ出しなさい」

 

社員

「はい…」

 

女上司

「あいつらが来るまで時間がある、それまでに態勢を整えて…相手は体力的にもボロボロのはず…ここで排除する」

 

 不敵な笑いがオフィスに響く、

 

 

 

 

~ゲーム内の襲撃された町中心部~

 

俺達が町に着くと火の手は至る所で上がり、建物が崩れて粉塵が舞うような酷い有様だった、戦える者はドラゴンの討伐に出てしまった為 抵抗できずに町の人は家に籠城してる所を、スヴァルトの兵士たちが建物を壊したりして住民を脅している

抵抗を試みた一部の住民やプレイヤー達はみんな瀕死の状態だ。

 

 

 敵NPC

 エリートナイト

 レベル55

 HP650

 MP350

 スキル 剣技5 王国武術3 自己強化魔法3

 

 敵の技名までは見えなかったが物理攻撃系の様だ、

シャドーシザーも強かったがこちらは更にレベルが高い

菓子効果で底上げされたプレイヤー達でなんとか対応出来ているレベルだ

 そんな中先に到着したアクアさん及びプレイヤー援軍に入る、


アクア

「みんな頑張ってください!ティンクルステップ!」


ロジィエ

「ワンロックウェポンズ! マス‐プロダクション!」

 

 アクアさん、ロジィエさん支援魔法、武器の提供をしそれに続いて他のプレイヤー達も応戦を開始した。

 戦況は一進一退だったが突如均衡は破られた。

 

???

「ワンロードスラッシュ!」

 

 突如アクアさんの目の前のプレイヤーが次々と吹っ飛ばされ一筋の道ができる

 

アクア

「みなさん!」

 

アクアさんがプレイヤーに駆け寄ろうとしたとき、

 

???

「人の心配をしている場合かしら…エスルアッシュ!」

 

剣風がアクアさんを襲う!

 

 近衛騎士

 レベル90

 HP850

 MP600

 

 詳細不明

 

 

 来ている鎧から武器まで明らかにレベルが違う敵が現れた…

 

アクア

「あなたが司令官ですか?何のために罪のない人たちを!」

 

近衛騎士

「何のため?決まっているだろうお前を消すためだ!」

 

アクア

「私を消すため?なら私だけを狙えばいいでしょ!」

 

近衛騎士

「そんな簡単なことじゃないんだよ、こちらにもいろいろと制約があってね」

 

アクア

「制約?」

 

近衛騎士

「細かいことは良いんだよ!消えろ!」

 

アクア 

「こうなったら!ワイドスラッシュ!」

 

アクアさんも反撃にでるが簡単に避けられる、他のプレイヤー達も近衛騎士に気づき攻撃に加わる。

 

近衛騎士

「ちっ 邪魔だ!エリートナイト追加 バトルフィールドを展開!」

 

 エリートナイトが続々と出現し今まで発生しなかったバトルフィールドに包まれていく

 

プレイヤー達

「おい!これ大規模戦闘だろうなんでバトルフィールドが」

「あいつ!バトルフィールド展開とかいってたぞ」

「こんなことできるのは…運営だ!あいつ肉入りの敵だ!」

「ちっくしょー汚いぞ!」

「姫騎士様!我ら親衛隊は必ず直ぐ戻ります!」

 

 続々とプレイヤーがバトルフィールドに飲まれていく、

 

近衛騎士

「これで邪魔者は居なくなった…」

 

残されたのは アクア、ミルミル、ロジィエ、ウィズ、

 

近衛騎士

「これで終わりしてやる」

 

そう言ってスキルを繰り出そうした瞬間。


 バチバチ!

 

「邪魔者一人追加でよろしく」

 

 俺参上!

 


ご感想><

評価できる点がありましたら宜しくお願いします

頑張れる元気の基になります><ノ

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