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仲間になったアンデッドを生き返らせたら姫騎士だった!?  作者: 鳳凰院いちご
本章1 ウォータリア編
485/715

202.忘却の姫 ミキシングミッション 籠の鳥77

「ふ~大分進んだな」


ミニブラック

「そうだな」


じーーー


ミニブラック

「何か言いたそうだな」


「イイエ」


ミニブラック

「この~~~~!」


あれから1時間ちょい狩り進んでちょっと成長したミニブラックさんをからかっていると、標識のようなものがありその手前で車が止まってしまった。



清掃ロボ

「エリアコンプリート ホウシュウカード ゾウテイ」


そういうと金色のカードのようなものを渡してきた、


清掃ロボ

「パーフェクト&タイリョウボーナス」


どうやら通常報酬よりも多いらしいがここで止まってもらうとまだ数十キロある道を歩くのは正直厳しい


ミニブラック

「まだ先は長いぞ」


「わかってる、あの~この先も進みます?」


清掃ロボットに揉み手をしながらきくと


清掃ロボット

「バイトケイゾク?」


「お!はいケイゾク、継続します!」


清掃ロボット

「リョウショウ、ケイゾクボーナス ツイカ シマス」


「よっしゃ!」


ミニブラック

「また、ゴミ掃除か」


「良いじゃん成長出来るんだから」


ミニブラック

「なんだ!またその目は!!!」


「イイエ」


ミニブラック

「殺す!」


「ほら!ゴミがやってくるぞ」


ミニブラック

「後で!絶対殺す」


基本的に真面目なミニブラックは仕事をしっかりこなす律儀な子なので

怒りながらも真面目に仕事をするので助かる。


「いや~ミニブラックも強くなって楽になったな」


ミニブラック

「いや……楽など出来ぬぞ」


「む!サボる気か」


ミニブラック

「はあ~前見てみろ」


呆れたようなため息交じりに前を指さす、そこにはたくさんのパトカーを引き連れ先頭を走ってくるあのパーキングに居た調理ロボが!!!


「ここをサーチして来たのか」


ミニブラック

「ふん、しつこいゴミにしてくれる」


「あ!ちょいまった」


ミニブラック

「なんだ?」


「なんとかなるかもしれん」


ミニブラック

「どうする気だ」


「まあ見てろ、大人の俺に」


ミニブラック

「はあ?」


どんどんロボット達が近寄ってくるが問題ない、俺の仮説が正しければ……


ミニブラック

「おい、どんどん近寄ってくるぞ」


「落ち着けって、よく見とけ」


やってくるロボット軍団に歩み寄り仁王立ちする、


ミニブラック

「あぶないぞ!」


調理ロボ

「クイニゲハン ハッケン」


今だ!!


「すみませんでした!システム知りませんでしたコレでなんとかなりませんか」


ミニブラック

「……はあ?」


辺りに静寂が広がる……


調理ロボ

「シャザイヲ カクニン カネ テイジヲカクニン……ペナルティーウワセ……セイサン」


そういうと調理ロボは俺からカードを取り何やら手続きをしている……

調理ロボに続き警察ロボも何やらサーチで俺を照らし、


警察ロボ

「ニンショウ ショハン ショシンシャ カノウセイアリ」


調理ロボ

「セイサンカンリョウ」

警察ロボ

「ブラックリストトウロクカンリョウ ショハンノタメ ジョウジョウシャクリョウ」


調理ロボ

「アリガトウゴザイマシタ タイリョウオカイアゲ コチラ ボーナスチケットニナリマス」

警察ロボ

「ニドメハバッシマス イゴキヲツケナサイ」


そう言ってロボット達は立ち去って行った……


「どうだ!見たか」


ミニブラック

「…う~ん、お前当たり前のことしただけだろ」


「それは」


ミニブラック

「そもそも、お前がちゃんと確認していてば」


「よし!掃除しよう」


ミニブラック

「ごまかすな!」



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