表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
仲間になったアンデッドを生き返らせたら姫騎士だった!?  作者: 鳳凰院いちご
本章1 ウォータリア編
466/716

185.忘却の姫 ミキシングミッション 籠の鳥60

その一撃はフレミィさんの肩の辺りを貫いた


「フレミィさん!!」


フレミィ

「あたたた、だけどもう術式は完成してるわ」


その見た目からは想像できない明るい声でにこやかに黒の騎士向かって

笑顔で話かける


黒の騎士

「!」


黒の騎士が剣を抜こうとするがフレミィさんの体がから抜き取ることができない、


フレミィ

「これ以上 暴れられて邪魔されると面倒なんでね、暫く付き合ってもらうわよ」


黒の騎士

「ん~~~~」


初めて声を聴いたがアクアさんと瓜二つ!


フレミィ

「はあああああああ!」


フレミィさんが叫び声をあげると風の荒れ狂い辺りを破壊しながらフレミィさんの周りに集まり巨大な人の形を形成していく、やがて城は形を保っていられなくなりついには崩れ出した!


ウィズ

「えええ!このままだと危ないです」


「城が崩壊していく」


あゆな

「お兄ちゃん!掴まって」


ファミィ

「兵たちは!」


俺たちが混乱していると今までの荒れ狂う風とは違う優しい風が俺たちを包みだした、


アクア

「これは?」


ゲンゾウ

「不思議な風じゃ」


その風はまるで守る様に俺たちを包みフヨフヨと地面に向かって降りて行く、

周りをみると兵士や子供たちも同じように落下していく。

そして地面に着くとその風はどこかへ飛んで行ってしまった。


アネゴ

「この感じは……」


ターニャ

「あいつ……」


「一体なにが!」


ターニャ

「あそこだ」


なぜか少し暗い顔をしている先生が空の一点を指さしている。

そこにはなにやら城の破片と無数の暴風が吹き荒れる塊があり、

黒の騎士がその風に翻弄されていた。


「あそこにフレミィさんが」


ターニャ

「正確にはフレミィだった者だ」


「え?」


やがて風は収束して行き、それは人の形へと形成されていく

白い鎧に瑠璃色のショートカットに白のヘッドギアをし、

目は涼しげな青色、シースルーのような透明なマントを翻した

姿はちょっと違うがダーニャの面影を強く残した人物が

空中に立っている。


「ダーニャなのか?」


???

「いいえ、ダーニャではないも御父さん」


ターニャ

「でも、ダーニャもそこにいるのだろ?」


???

「ええ、迷惑をかけてごめんなさい御母さん」


そういうと手を空へとかかげる

風が手に集まり一振りの剣と変わっていく


???

「私は風の力を宿した城の化身 Fダーニャ」


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ