表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
仲間になったアンデッドを生き返らせたら姫騎士だった!?  作者: 鳳凰院いちご
本章1 ウォータリア編
456/716

175.忘却の姫 ミキシングミッション 籠の鳥50

「え?あゆな」


どこから現れたかわからない濁流がやがて一本の滝へと姿を変えて行く

そしてその滝の中をあゆながのぼっていくうちにその体は光を帯び空へと舞いあがる


魚人兵

「あ、あれは女王へと成長なさるときに表れる滝登り」


ゲンゾウ

「ふむ、鯉が滝を上ると龍になるという言い伝えがあるが……」


ターニャ

「なんというエネルギー量」


光を纏ったあゆなが空で光り輝くと空から白いヴェールの様なモノが帯状に出現してあゆなを包んでいく


アクア

「綺麗……」


思わず見とれてしまうような光景が目の前に広がる、

そしてやがてヴェールは花のように咲その中心に女性が立っていた

まるで昔の神殿に出てきそうな白いローブを身にまとい

髪は栗色のきれいなロング

透き通る様な白い肌に赤い瞳

女神と面ばかりの姿


あゆな

「てめえ、覚悟しろよ」


あれ?なにその容姿に似つかわない言葉づかいは!


あゆな

「ナックル!」


手に白い光が集まるとその手には白い棘が5本ついた物騒な白いナックルが……


あゆな

「行きますよ」


濁流が発生しその上をサーフィンするかのようにすごい勢いで滑りダイマオに迫る!


ダイマオ

「無駄だ!」


またバグの盾を展開するが……


あゆな

「そのまま!押しつぶす!!てああああ!」


ナックルに全体重と加速したパワーをつぎ込み拳を放つと盾に遮られるがお構いないしにそのまま盾ごと押し切る!


ダイマオ

「ウソだろ!」


あゆな

「嘘じゃないだろ、目の前で起きてるだから!いい加減現実から目を背けるのをやめな!!」


さすがに衝撃に耐えかねたダイマオが攻撃を逸らせて回避するとそれに合わせてあゆなも反転


あゆな

「お仕置きです!百裂ビンタ!!!」


ダイマオが盾を展開する余裕もなくあゆなの高速ビンタが頬を叩く!


ダイマオ

「やめろ!」


あゆな

「うっさい!お仕置きケツバット!」


手に光のバットが現れそのままダイマオのお尻を打ち抜き、そのまま壁に激突しその威力で壁が破壊された。


ヨッジー

「この世界に野球あるのか?」


「さあ?」


ターニャ

「うわ~イタなあれは」


慌ててイワミーさんとマリーが駆け寄る


イワミー

「ダイマオ!」


マリー

「だいじょうぶか?」


瓦礫を急いでどけると半べそになっているダイマオが居た、


ダイマオ

「なんで!強くなったはずなのに」


イワミー

「馬鹿ね、そんな仮初の物……」


マリー

「どうしたの?」


イワミー

「なんでもない、それより早く立ってみんなに謝りなさい」


ダイマオ

「嫌だ!俺は……俺は強いんだ」


すると体の鎧が光だし黒いヘドロのようなモノを吐きだした


イワミー

「ちょっと!早く止めなさい」


ダイマオ

「俺は!おれはああああああ」



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ