172.忘却の姫 ミキシングミッション 籠の鳥47
フレミィ
「何この風……気持ち悪いわね」
味方であったはずのダイマオがダインを黒いナイフのようなもので右下の腹を刺して
いた。
イワミー
「あんた何してんの!」
マリー
「ちょっと!これは笑えないわよ」
ダイマオ
「これで俺は……」
ナイフを抜き取るとそのナイフから黒い靄が現れてキルの持っていた手紙へと集まっていく、そして手紙は不気味な黒い靄へと変化していきパラパラと音を立てて増殖していく。
あゆな
「気持ち悪い……」
ターニャ
「この気配は……」
やがて手紙はダイマオを包んでいく……
フレミィ
「はあ……姫さん!大変なことになってるから着て頂戴」
フレミィが手をかざすとそこの空間が歪みだした、そしてそこに声をかけて手をツッコミ何かを引っ張り出す。
ダーニャ
「何よ、まだ眠いのよ」
フレミィ
「そうも言ってられないの!もう嫌になるわね!」
ダーニャ
「あんたならなんとかなるでしょ」
フレミィ
「私だとなんとも出来ない相手なの」
ダーニャ
「もう~エイ!」
ダーニャが手をブンブン振り回すと城に配置されていた馬や騎士、女性の像、鳥などの像達が動き出しはじめた
アクア
「これは!」
ヨッジー
「味方ではなさそうだな」
イワミー
「ダイマオは私がなんとかする…みんなはあいつらを」
ターニャ
「ダーニャ……ウィズ!ダインの回復を他のみんなはあいつ等を迎撃するぞ!何儂に掛かれば」
キン
フレミィ
「あなたに掛かればなんですか?」
ターニャ
「フレミィそこをどけ」
フレミィ
「あんたを止めれるのは私くらいでしょ?」
シャープナイフ!
突然ナイフがフレミィ目がけて放たれた!
キル
「おっと!残念だがお前の相手は俺だ…ダインを助けるわけじゃないコレは俺の戦いだ」
フレミィ
「誰だったかしら?」
キル
「一々ムカつく奴だ……覚えてないんなら今思い出せさせてやる!」
それぞれの戦いが火蓋を切る!




