164.忘却の姫 ミキシングミッション 籠の鳥39
ダーニャ
「せっかくだから私と一緒にお遊戯しましょ♪」
そういうとタクトを振るう様に空を斬るとガタンという音と共に地面が落ちだした
ヨッジー
「おいおい!これはやばいんじゃないか」
ダーニャ
「あははは、みんなお父さんのいるあたりにいれば安心だよ」
それは無邪気と狂気が混ざったような笑顔でタクトを振るう
ゲンゾウ
「とりあえずダインの周りにあつまるんじゃ」
先生
「ダーニャ……」
アクア
「先生も早く」
茫然とすると先生を握りしめてアクアさんが、そして各兵士たちなどが俺の周りに集まる。そしてドンドン床が落ちて行き、残されたのはいくつかの線状に延びる床が残っただけだった。
ダーニャ
「さあ!出来た」
「ダーニャ、こんなことはやめるんだ」
ダーニャ
「べー!やだよ」
目の下をひっぱりあっかんべーの顔をしてケタケタ笑っている。
イワミー
「狂ってるな」
ファミィ
「ダーニャ!やめなさい」
ダーニャ
「オバサンだれ?なんのなの」
ファミィ
「私は…」
ダーニャ
「まあ、誰でもいいや!私と今から遊ぼう!今から私のお歌に合わせてこの炸裂君が通路を移動していくから倒して私の歌に花を添えてね」
そういって出てきたのは大きな泡のような体に可愛い大きな目と♪の飾りがついた体のモンスターだった。
ダーニャ
「じゃ!練習ね エイ!」
ゴロ
ゴロゴロ
ゴーーーーーーー
球体が徐々にスピードを上げて転がってくる!
「え!これを倒せってこと?」
アネゴ
「アクアダイナマイト!」
アネゴの攻撃スキルで敵を攻撃すると
パン!
可愛い破裂音が響く!
ダーニャ
「うまいうまい!じゃあ行くよ~あ!ちなみに倒せずにそっちにいちゃうと爆発して床がドンドンおちちゃうからね?」
あゆな
「えーー!」
ダーニャ
「じゃ!お歌始めよ~♪」
ららら~♪
陽気に歌いだしそして通路上に無数のバブルが発生した。
なんだよこの音ゲーみたいな展開は!




