表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
仲間になったアンデッドを生き返らせたら姫騎士だった!?  作者: 鳳凰院いちご
本章1 ウォータリア編
440/715

160.忘却の姫 ミキシングミッション 籠の鳥35

ダイマオ

「くっそ!」


やるせない気持ちで木の棒を振る、

先ほどの戦闘、判断どれをとっても自分が劣っていた。

いろいろ学んだはずだったが何も活かす事が出来ず、

妹と思ってたあゆなにすべての面で追い抜かされた現実が

許せなかった。


???

「いいね、その感情」


ダイマオ

「だれだ!」


いつのまにか真横に変な男が立っていた!


???

「安心してくれ俺は君の味方だ」


ダイマオ

「そんなこと信じられるか」


???

「わかるよ、誰も信じられない上に自分の無力を感じあがくその気持ち」


ダイマオ

「うるさい」


???

「そう怒らないで、僕は君を助けに来たんだ」


ダイマオ

「いきなり現れた奴の事を信じられるか!」


???

「ははっは、それはそうだ…では一つプレゼントをしよう」


そういうと男はダイマオの杖を指さした。


???

「その杖を強化してあげよう」


ダイマオ

「何を」


???

「君は力が欲しいんだろ?だったらそんな折れた木の棒では足りないだろ」


ダイマオ

「それは…」


???

「大丈夫だよ、変な呪いや効果は絶対に発動しないと約束しようこれは僕からのプレゼントだ」


そういうと男は手をかざし光の球体を発現させ、それを木の枝に宛がった。


ダイマオ

「これは」


木の枝は光に包まれると徐々に姿を変えていく、ただの無骨な木の杖が青白く光る色へと変色し、形も先は尖り持ち手は握りやすいように若干細く、頭の方はスパイクのような鋭利な突起が付いた球状に変化した。


???

「どうだい気に入ってくれたかい?さしずめ青銀のスパイクといったところか、この木の杖の潜在能力を限界を超える付与、強化をしたものだよ」


ダイマオ

「確かにすごい力を感じるが」


???

「そうだろ、でも君はまだ満足してないだろ?君自身の力はそのままなのだから」


ダイマオ

「……」


???

「だいじょうぶ、これを君にあげよう」


そういうと何か手紙の様なモノを渡してきてた


???

「時が来たらこの手紙が君を最強にする方法を指示してくれる、君はそれに従えば最強になれる」


ダイマオ

「そんなこと信じられるか!」


???

「まあまあ、選ぶのは君だ」


ダイマオ

「……」


そういうと男は手紙を渡して森の中へ向かって歩き出した。


???

「所詮 ゲームの世界 クククク」


そして男は森の闇へと消えていった。


ダイマオ

「アイツは一体…」




評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ