158.忘却の姫 ミキシングミッション 籠の鳥33
フレミィ
「この辺りで良いかしら?ダーニャちゃん お城を出してもらっても良いかしら?ずっと飛んでばかりいると疲れるでしょ」
その言葉の先には城と融合し鎧を纏ったダーニャが居た。
ダーニャ
「なに?私に命令するの?」
フレミィ
「え?」
ダーニャ
「私は遊びたいの!お城で休むつもりはないわ!」
フレミィ
「でも、ほら兵士のみんなも疲れてるでしょ」
ダーニャ
「知らない!」
フレミィ
(このクソガキが!何で私が子守をしないといけないのよ、私は風のフレミィよ!自由きままに風の調べに合わせて生きる私が)
ダーニャ
「それより!このまま鬼ごっこしましょ!捕まえたらお城出してあげる」
フレミィ
(生意気な!誓約さえなければ……っく)
ダーニャ
「どうするの?やるのやらないの?」
フレミィ
「やりますよ」
ダーニャ
「何?その反抗的な態度は」
ダーニャ
「お願いするときの態度が違うでしょ」
フレミィ
(くそーーーー!親の顔見てみたい)
~洞窟~
「くっしょん」
あゆな
「どうしたの?パパ風邪?」
「いや、大丈夫」
あゆな
「さて、あなたの名前はどうしましょ?」
???
「ひえ、なんとでも及び下さい」
あゆな
「非常食でいいかしら?」
???
「ひえ~~~それはご勘弁を 呼ばれるたびにゾクゾクしますんで」
ウィズ
「女王様……」
ヨッジー
「Sだな」
あゆな
「じゃ、フードにしてあげる」
フード
「それも食べ物では」
あゆな
「じゃ、非常食がいい?」
フード
「私はフードであります!」
ゲンゾウ
「Sじゃな」
イワミー
「あの子…才能あるわね」
ダイマオ
「……」




