125.忘却の姫~ミキシングミッション 雫の涙19
D:YUTAKA
「おう、好き勝手勝手くれたみたいだな」
パフィル
「コレは……一体どう行こうと?」
D:YUTAKA
「借りは返すぜ」
そういうとどこから出したかわからないシルバーのバーズカを構えた
D:YUTAKA
「ホーリーノヴァ!」
打出された弾丸は白いオーラを纏いパフィル目がけて高速で放たれた、
パフィル
「私にそんな攻撃など」
パフィルが障壁の様なモノを展開して防いだかのように見えたが
そのまままるで直撃を受けたかのように後方へ吹っ飛ばされた。
パフィル
「なぜ、今の障壁へ防げるはずなのに」
D:YUTAKA
「まだまだ!ホーリーローズ展開!このバラは前とちがって徐々にステータスが向上してくぜ」
パフィル
「生意気な!ブラックアイス!」
D:YUTAKA
「あまいな!ディフェンスアブソール」
パフィルが放った無数の黒い氷が突如現れた龍の尻尾の様なモノで薙ぎ払われ
攻撃はまったく届かない
パフィル
「力が足りないわ」
そういうとまた怪しい玉が輝き出す
D:YUTAKA
「そいつは使わせないぜ!ハイSピードラン」
パフィル
「!」
突如消えたかとおもったその刹那 パフィルの背後に現れ
その玉を蹴り上げた、
D:YUTAKA
「ほらよ!」
そういって俺に球を投げ渡してきた
パフィル
「それはあの方から賜った大事なモノ!返しなさい!」
D:YUTAKA
「おっと、お前の相手は俺だ」
パフィル
「どきなさい!さもないとあなた達も死ぬわよ」
D:YUTUAKA
「ほう?」
すると 突然地面が揺れだしピシピシという音が鳴り始めた
パフィル
「この空間が崩壊するわよ!」
D:YUTAKA
「かといってお前さんに返すわけにはいかないが、全滅はマズイな……っと良いとこに来るな旧友」
すると背後から何かが爆音が響き船が!
アネゴ
「あれは、YUKITOさんの船!」
それは所々ボロボロになっているがまぎれもないYUKITOさんの船だった
そしてYUKITOさんがそこから飛び出して来た
YUKITO
「急に空間に亀裂が入れるようになったかと思えば、やはり生きてたのか」
D:YUTAKA
「ああ、正確には死んでたがな」
パフィル
「あああ!なんなのよもう!……!!」
絶叫をあげたかと思ったら急に硬直するパフィル
パフィル
「…しかし、ええあちらを回収する方が先決と…」
なにか、ぶつくさ独り言を言ったかと思ったら急に地面に向かって急降下し
何かを拾い上げた
アクア
「ジョニーさん!」
パフィル
「今回は退いてあげる…次あったときは覚えてなさい」
そういって上昇していくパフィル
ヨッジー
「ジョニーさんが!まてこの野郎 バトルスカイホース!!」
ヨッジーが空を駆ける馬を召喚して追い掛けてようとした時、
それを制止する手が、それは小さいがものすごい迫力があった。
D:YUTAKA
「ここは俺に任せろ、このままじゃ全滅するぞ?YUKITOさっそくで悪いが頼み事だ…こいつらを頼むぞ」
YUKITO
「また死ぬなよ?」
D:YUTAKA
「YUTAKAは二度死なないぞ」
アクア
「本当に大丈夫なのですか?」
D:YUTAKA
「あたぼうよ、今度は嘘じゃねえ」
YUKITO
「ぼやぼやするな、全員船に乗れ」
ウィズ
「でも」
YUKITO
「あいつに任せときな」
D:YUTAKA
「おう、後で会おう」
そういってYUTAKAさんはパフィルを追って行った、
俺達はYUKITOさんの船に乗り崩壊して行く大地を見ながら地上へと戻った。




