122. 忘却の姫~ミキシングミッション 雫の涙16
YUTAKAさんの足元から大地は割れ
そして、そこから龍の体が現れた、
空気は張り詰めて行き生きた心地がしない。
ヨッジー
「おいでなすった」
ジョニー
「ダイン殿 早く準備を」
慌ててジャムさんからもらったパンを食べようとするが、
アネゴ
「避けて!」
速攻のブレス攻撃が炸裂して食べてる暇がない!
ヨッジー
「あの威力を喰らったらひとたまりもないぜ」
アクア
「ですが、食べないと」
アネゴ
「避けるのに必死で」
すると突如イワミーさんが前に出た!
イワミー
「私が抑えるからさっさと準備なさい」
ゲンゾウ
「あれどうやっておさえるんじゃ」
彼女の手には色も無いただ蛍光線で盾の様な枠が見える、
そしてそれをブレスに向けて構えると見事にブレスを遮った。
イワミー
「ふん、うちの部下も捨てたもんじゃないわね」
そうみんなには聞こえない小声で呟いた。
先生
「今じゃ!」
急いで荷物からパンを取り出してむしゃぶりついた。
味はココナッツのような爽やかさとオレンジの様な香りがしたがそんなことはどうでもいいが!ただうまい!
先生
「どうじゃ!」
目の前にステータスウィンドウが現れて
全スキルの横に最大化と書かれたコマンドが点灯している
これを選べばいいのかな?
スピリットテラーを選ぶと
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スピリットテラーを一定時間最大化しますか?
YES
NO
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「YESに決まっている!先生OKです」
先生
「ならば、今回は最大値でいくぞ!」
先生から炎が放たれて俺を包み始める!
その炎は熱いが!痛みはなくどこかパワーを感じるそんな炎が体を包み込んで行く!
イワミー
「もう!耐えられないわよ!」
護ノ型 風還ノ太刀
イワミーさんに向けられたブレスを刀で掻き集め、
その威力を乗せた太刀で還す!
今なら先生の技の全てが解る!!
ヨッジー
「お?成功したみたいだな」
「待たせたな!ここからが俺の出番だ!!」
すると敵も危機を感じたのかどこからともなく先ほど外に居たモンスターを
エリアの中へと入れてきた。
ジョニー
「おいおい、イカさんが海水も無いのに空中をフヨフヨ浮いてるとは珍妙な」
ウィズ
「イカは肺呼吸できましたっけ!?え?どうでしたっけ」
アネゴ
「細かいこときにしたら負けよ」
ゲンゾウ
「アネゴ殿が言うと説得力あるの~」
アクア
「主!雑魚は我等がYUTAKAさんを頼みます」
ジョニー
「ドラゴン殿も頼む」
「任せろ!今助けてあげますからね!」




