107.忘却の姫~ミキシングミッション 雫の涙1
結局その後も行くところ行くこところでトラップに引っかかり一旦撤退することになった。
ポルカ
「あら?早かったわね」
「ボロボロですよ」
蒼き狼
「面目ない」
ポルカ
「いつも通りね、お風呂と食事を用意してあるから」
蒼き狼
「すまぬな」
ワイン
「……」
ゲンゾウ
「小賢しいトラップ」
イワミー
「あんな子供お遊びみたいな罠に」
全員フラストレーションが堪っているようだった、
とりあえず落ち着く為に風呂に入った後、再度作戦会議を食事しながら行うことになった。
~男湯~
ヨッジー
「ああ~生き返る~」
ゲンゾウ
「ふ~風呂は良い」
「まったくです」
ゲンゾウ
「しかし、ここまで罠にハメられるとは」
ヨッジー
「まるで、俺達のルートを読まれているような」
「まさか」
ゲンゾウ
「ふむ」
すると背後から巨大な人影が
蒼き狼
「……それは無い!と言いたい所だが」
「誰かが俺達が達成しないように妨害してると?」
ヨッジー
「スパイ的な」
ジャッパン!
急に空から湯船にダイブしてくる人が!
ジョニー
「おやおや、人を疑うのは良くない」
「ジョニーさん、マナー違反ですよ」
ジョニー
「はははは、固いこと言うな」
蒼き狼
「私とて疑いたくはないが、最近ずっとこの調子なんだ」
ヨッジー
「うむ~」
~女湯~
ウィズ
「アクアさんダメですって頭が枝だらけなんですから、しっかり洗ってからで」
アクア
「しっかり落とした筈なのだが」
イワミー
「あんたが一番罠にはまってたから仕方ないわね」
アクア
「ぐぬぬ」
アネゴ
「残念だけど事実よ」
イワミー
「あんな単純な罠に」
アクア
「ぐー」
先生
「単純だからの」
アクア
「泣きますよ!」
イワミー
「泣いてるじゃない」
ワイン
「……」




