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仲間になったアンデッドを生き返らせたら姫騎士だった!?  作者: 鳳凰院いちご
本章1 ウォータリア編
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101.忘却の姫~ミキシングミッション 夏だ!水着だ!モンスターだ!~15

「また、複雑な事態が」


ジャムさん

「うむ、あの戦いのあと放心状態だったワインを引取り今一度パン作りの道へと戻して生きる道を示すことが良いと思っての、元から物覚えが良く精神的にも回復したので静かな環境の店を任せたが」


ゲンゾウ

「そこが今回の場所だったと」


ジャムさん

「うむ、問題はないと思うが……」


YUKITO

「私のことなら送り届けたらすぐに消える」


ジャム

「うむ、なら問題ないそれにあそこには蒼き狼たちも拠点でもあるから一緒に行くと良いだろう」


「蒼き狼さんたちも一緒に来るなら頼もしいですけど、ココは大丈夫ですか?今も蒼き狼さんたちが片付けに出回ってるようですし」


ジャムさん

「なに~問題なこの24時間戦えるパンを部下に食べさせれば、今の2倍は働く…その後ちょっと長めの休暇をやらんといけんがな」


なんかちょっと怖い笑み!一体どんな副作用が……


ヨッジー

「よっしゃ、じゃあ決まりだな」


アネゴ

「ええ、ちょっと不安はあるけど」


ウィズ

「まあ、今はコレしか手がないわけですし」


アネゴ

「そうね」


アクア

「私はワインさんを信じます」


YUKITO

「じゃ、決まりね……出発は1時間後で良いかしら?」


「こちらは問題無いです」


ジャムさん

「うむ」


 それからYUKITOさんは海の方へ行ってしまい、

ジャムさんは部下に指示を出すと早々に調理室へと入って黙々とパンを作り始めた、

若干その材料の中にドクロマークの瓶があったのが気になるが……

 暫くするとYUKITOさんが船の用意が出来たと呼びにきた、ジャムさんの方も仕込みが終わったらしく手を拭きながら戻って来た。


ジャムさん

「そろそろ来るはずだが……」


すると入り口の方から……


蒼き狼

「ただいま戻りました……」


部下数名を引き連れて蒼き狼さんが戻って来た、


ジャムさん

「話は聞いてるな?」


蒼き狼

「ああ」


そういって鋭い目はYUKITOさんに向けられる、


ジャムさん

「おい」


蒼き狼

「ああ、わかってる」


すると気が短かそうな部下が


部下A

「こいつと組むんですか?こいつはワインさんを捨て駒に」


YUKITO

「……」


重い空気が流れる中、


ジョニー

「ふむ!腹が減ってるんだな!腹が減ってると怒りっぽくなるからな!ちょっとまってな」


そういうと凄い速さでジャムさんの工房に入り、一瞬で戻って来た


ジョニー

「さあ!美味そうなパンがあったぞ!」


そういって強引に黄色と黒の柄のパンをねじ込んだ


部下A

「うぐぐ、…もぐもぐ……!うおおおお!仕事だ」


パンを食べた瞬間 急に叫びだし外へと走って行ってしまった。


ジャムさん

「ああ、アレは儂の部下用に調整したパンじゃったのに」


蒼き狼

「だ、大丈夫なのか」


ジャムさん

「問題ないが、ビーチの片付けが終わるまで止まらんな……」


蒼き狼

「え?」


ジョニー

「他に食べたい人はいるかな?」


部下達は全員首を振り、その場の空気別の恐怖によって一先ず落ち着いたがうまくやっていけるかかなり疑問な展開だ……




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