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仲間になったアンデッドを生き返らせたら姫騎士だった!?  作者: 鳳凰院いちご
本章1 ウォータリア編
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86.忘却の姫~ミキシングミッション3~

結局その日はジャムさんのパンを食べて思い出話で盛り上がっている中、

なんとなくそんな気分でも無いので俺は外に出て海を眺めていた。


ジャムさん

「おう、こんなとこに居たら亡霊に襲われるぞ」


「ジャムさん」


ジャムさん

「気持ちはわからなくはないがな」


「YUTAKAさんがそんな恨みつらみで化けて出るなんて考え難くて」


ジャムさん

「ああ、そうだな」


「ほんとにYUTAKAさんなんですかね」


ジャムさん

「わからん、ただ仲間たちの目撃条件を照らし合わせると可能性は高い」


「ふむ~」


ジャムさん

「俺達もそれを確認したくてある作戦を考えてる」


「作戦」


ジャムさん

「海の家フェスだ」


「海の家フェス?」


ジャムさん

「ああ、YUTAKAが好きだった祭りでな海の家の前で屋台だとかいろいろやって盛り上がるそんな祭りなんだが」


「何か問題でも?」


ジャムさん

「人が足りねえ」


「というと?」


ジャムさん

「もしかしたら亡霊が現れるかもしれないのに一般市民を巻き込むわけには…」


「たしかに」


ジャムさん

「もりあがらねえ祭りにアイツが来るとは思えないというジレンマがな」


ヨッジー

「それなら俺達でプレイベをやればやくないか?」


ウィズ

「ふむ、強敵が出るかもとステインさん達に声をかければ乗って来るだろうし…宣伝してもらえばなお完璧」


「みんな!」


ジャムさん

「プレイベ?」


「えっと俺達の知り合いを多く集めることが出来るかもしれないってことです」


ジャムさん

「それはありがたいな」


「確実ではないですけど、可能性は高いと思います」


ジャムさん

「ふむ、少しでも希望があるならそれにかけてみたい」


ヨッジー

「決まりだな」


ウィズ

「初プレイベの主催です!」


「ふむ、そうなるといろいろと準備がいるな」


ヨッジー

「あんま深く考えるなよ、こういうのはノリが大事だぜ」


ゲンゾウ

「祭りか血騒ぐな!小道具のお店でも出すか」


「燃えてますね」


ゲンゾウ

「何他人事のようなこといってるダイン、丁度良い修行がてら製作をするぞ」


「えええーー!」


アクア

「どうしたんですか主?」


そんな話をしているとアクアさん達がやって来たので事情を話すと……


アネゴ

「ふむ、良い考えね私も何か出し物をしようかしら悪の組織ではいろいろとやってたし」


マリー

「お祭り!!」


イワミー

「ちょっとめんどうなことは起こさないでね」


先生

「ふむ、そいうことなら」


アクア

「YUTAKAさんの汚名を晴らすためにも!私も得意の料理で」


「それはダメ!!!!!」


アクア

「え!?どうして」


「えっとホラ!あの正体とかばれたら大変でしょうが」


アクア

「ぐぬ、確かに」


セーフ!死人がでるとこだった。


「それじゃ!うちら主催のプレイベをやるぞ」


おーー!



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