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グランドクエスト3(修行編5) (改)

そのドラゴンは突如として現れ洞窟の奥底から途轍もないスピードで迫ってきた!


ゴオオオオ


風を切り裂く音

俺達は逃げようとするが足が竦んで動かない

各自が武器を取り迎撃態勢に入るが……


ドラゴン

「慌てるでない」


ドラゴンがしゃべった!


俺達が驚いていると


ドラゴン

「別にお前たちを襲いに来たわけではない、ここは儂のお気に入りの場所 ただ休憩のつもりだがそっちがその気なら……」


するとアクアさんがすっと前に出て変装の外し、武器を地面に置いた。


アクア

「偉大なるドラゴンよ、武器を向けた無礼をここにお詫び申し上げます」


するとドラゴンは先ほどのまで威圧が無くなった、

ドラゴンはそれから俺達から距離を取り、羽を休めている


「アクアさん大丈夫ですか」

 

アクア

「ええ、問題ありません」


「急にドラゴンの前にでるなんて危ないですよ」


俺がそういうと なぜ? という顔でこちらを見る


アクア

「危険だとは思えませんが?そんな風には見えないですし、なんとなくですがそんな悪いような感じはしなかったので」


ウィズ

「なんというか凄い度胸の持ち主ですね」


そんな話をしていると


バチコン!


先生に頭を叩かれる


先生

「バカモン!イメージで判断するから事実を読み取れんのだ!儂はわかっていたぞ!」


そういうと


先生

「ドラゴン殿 弟子が失礼なことをした、すまぬ」


そういうと ペコっと頭?を下げた


ドラゴン

「これは丁寧に、いやこちらもいろいろあって少し威圧的なオーラを出し過ぎていたかもしれん」


そういうとドラゴンも頭を下げた。

剣とドラゴンのお辞儀ってなんかすごいな~


先生

「何かありましたのかな?」

 

先生がそういうと……


ドラゴン

「実は、私はドワーフの遠き先祖との約束で秘宝を守っているのだが近頃 外部の国からそれを狙うモノの襲撃が多く、最近はドワーフまでもがそれを狙ってくる」


先生

「ふむふむ、それは大変ですな」


ドラゴン

「あの秘宝はドワーフに危機が訪れた時のみ開放可能なモノであり、私利私欲で触れて良いモノではない」


先生

「ふむ、我々が巷で聞いた内容ではドラゴンが暴れて困っているという内容であったが…これは何か裏がありそうだの」


先生の言う通り、話を聞く限りこのドラゴンは討伐されるような……


ドラゴン

「そんなバカな、我は守護する者 この大陸の為に尽くしてきた我が なぜ無暗に暴れなくてはならんのだ」


先生

「ふむ~」


 そんな話をしているとミルミルさんが前に出て


ミルミル

「偉大なるドラゴンよ、ドワーフの民としてほんとになんと謝って良いやら」

 

突然ドラゴンの前に跪いた。


ロジィエ

「ドラゴンよ、この様な姿で申し訳ない 私もドワーフの血を引くもの この度の我が同胞の無礼なんと詫びて良いのか言葉が見つかりません」


ミミックが平伏している。


しばらく唖然としていたウィズさんが突然俺の袖を引っ張り……


ウィズ

「え!ダインさんあのミミックさんドワーフ?…それにあのアクアさんってあの姫騎士ですよね…ってことはダインさんって」

 

ウィズさんが混乱している。


そして、この混乱状態にトドメを刺しに来たのは……


アクア

「主!ドラゴンを助けましょう!」


やっぱりそうきた! 俺達はこれから…グランドクエストの真逆の課題に挑むことになる(涙)


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