48.忘却の姫10
プレイヤーA
「よし!この辺りの敵は余裕になってきたな」
プレイヤーB
「そうだね」
ザッザザ
その集団は突如現れた。
プレイヤーA
「あれ?何か黒い鎧の集団が出てきたぞ、あちってまだ未開放のエリアだよな」
プレイヤーB
「ああ、そこから出てきたってことは新しい敵?」
プレイヤーA
「いや、NPC表記っぽいから違うのでは」
プレイヤーB
「ちょっと話かけてみよか」
プレイヤーA
「そうだな」
プレイヤーB
「すみません」
隊列の先頭の隊長らしき人に話そうと隊列の前に出た瞬間!
ズバ!
プレイヤーA
「え?」
プレイヤー
「ヤバイ!逃げろ」
黒い集団の隊長らしき人物
「アクセルエアロ」
刃の嵐がプレイヤー達を襲い倒して行く……
その後プレイヤー達が犠牲なっていった。
空から眺める者
「あらあら、様子を見に来たらもうこんなことに……ごめんなさいね、でもそう言う設定だから」
そういって不敵な笑いを溢す女が上空から眺めている。
~とあるオフィス~
社員
「大変です、先ほど城から出て行った兵達が次々プレイヤーを襲っています、しかもかなりの強い設定なのかほぼプレイヤー達は全滅です」
女上司
「どうにか止められないの?」
社員
「無理です、制御不能で……」
女上司
「これもアイツの差し金……」
社員
「何か心当たりでも?」
女上司
「何でも無いわ……ふふふ、せっかくなら利用させてもらおうかしら、」
社員
「はい?」
女上司
「私の体の準備は出来てるのよね」
社員
「はい、ステータス、装備の設定を任意で変更できるキャラの準備は出来ています」
女上司
「宜しい、私がゲームの中に入るから準備なさい」
社員
「はい」
女上司
(見てなさい、私がこのゲームを使いこなして見せるから)




