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仲間になったアンデッドを生き返らせたら姫騎士だった!?  作者: 鳳凰院いちご
本章1 ウォータリア編
299/713

ウォータリア29

???

「人族よお前たちは何者だ」


「俺達は争いに来たわけで無くて……」


アクア

「主ココは私が、貴方が長の方ですか?すみません、私たちはこの国の人間ではなく別のエリアから人間なのです」


魔族長

「いかにも、他のエリアから来られた方でしたか……巻き込んで悪いとは思っているが我等には時間が無いのだ」


ゲンゾウ

「ふむ、話し合いを持つことは不可能そうだの」


バルバロイ

「我らが観てきた様子だと開拓に準じてる人達は闇族の領地を侵食してるとは思っても居ない、事情を説明して……」


魔族長

「使者は何度も送ったが結果がコレだ」


アクア

「それは一部の人達だけしか現状を知らないから」


魔族長

「だが、我等は光族の長に対して使者を送ったのだぞ」


アクア

「多分その長が事態の説明を……」


魔族長

「話ならん!長というものは民に選ばれし者、その長がこの様な事態を起こしているのだそれは光族の答えということだろう、敵意が無いなら黙っていろ!さもなくば」


トゥシエ

「わかった……好きにしなさい」


「おい、そんなことを」


トゥシエ

「大丈夫よ、どうやら時間切れみたいだし」


魔族長

「!」


森木々が揺れだしそれと同時に背後の黒いゲートが揺らぎ始めた。


魔族長

「森よ!まだ迷うというのか!光族の祭司!森をまた惑わすのか!」


ゲンゾウ

「ふむ、時間切れというところかの」


魔族長

「くそ!退け!ブラックミスト!」


ドームから広がる壁に向かって長が煙幕の様なモノを放つ!

それと同時に兵士達が撤退を始める。


魔族

「急げ!撤退だゲートが閉まる!」


しかし進軍して行った兵士達の撤収よりもゲートの収縮が明らかに早い。


魔族長

「急げ!取り残された終わりだ!」


先生

「間に合わんな」


ポコ

「そんな!みんな頑張るっす!」


トゥシエ

「……」


魔族長

「くっそ!このままでは……かくなる上は玉砕覚悟で」


トゥシエ

「この馬鹿が!あんたは戻りなさい、そして頭を冷やしてきなさい!残った魔族は私たちが出来るだけ保護するから」


「え?」


魔族長

「どういうことだ!」


トゥシエ

「これは貸しよ、私の主が頑張ってくれるから」


「え?」


魔族長

「しかし!それでは前線で戦ったものに示しが」


トゥシエ

「あああ!もうじれったいわね!さっさと行きなさい!ブラックノヴァ!」


ズドン!


魔族長

「うご!」


「!?今!長がとんでもない勢いで飛んでったけどっていうか!後は俺達がやるって?」


トゥシエ

「頼んだわよ!主」


「えええええ!」


画して敗走先が始まることになった……




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