ウォータリア20
木こり妖精族NPC
「良く頑張ってるな!これやるよ」
ヨッジー
「微妙~回避5%上昇効果だって」
ウイズ
「打撃攻撃1%追加……カスです」
「光属性攻撃力10%UP!俺は闇属性だっての!」
ウィズ
「まあ、ダインさんの効果は特殊ですから無理もないですけど、今回もシブリがすごいですね」
ヨッジー
「また木きらんといけんのか~」
アクア
「ジュースもらいましたけどおいしいですよ?」
先生
「この鉱石もなかなか」
俺達はあれから開拓作業を進めて何度か報酬アイテムをもらったが、
素材、食料などに混じってレアアイテムとしてマイミュージックの効果促進の巻物を貰えたが、それもイマイチな効果。
ゲンゾウ
「ふむ~あっちの山の方へ場所を変えてみるかの」
ヨッジー
「なるほど、場所を変えて見るのも手かもしれない」
ウィズ
「それじゃあ、今日は一旦宿に行って明日から別の場所で」
ゲンゾウ
「うむ」
バルバロイ
「……」
ヨッジー
「よっしゃ!メシだ!メシ」
しかし……
ヨッジー
「え!?満室?」
妖精族宿NPC
「ええ、申し訳ありません、何せ外の人が来て只でさえ宿が足りない上にこの開拓で……ですが、ご安心下さい!国からの御触れでいろんな村の宿屋達がこの裏手側に臨時の宿屋を立てていますのでそちらに」
「臨時の宿屋?」
宿の裏手に行くとそこには芝生の上に布で出来たコテージが十数件出来ていた。
ゲンゾウ
「ふむ、コレはコレで趣があるな」
「とりあえず、片っ端からあたっていくしかないね」
ヨッジー
「よし!じゃあいくぞ」
それから何件か断られたがなんとか止まれそうなとこを見つけた。
ヨッジー
「よっしゃ!」
アクア
「なんとかなりそうですね」
「よし、みんな入ろう」
宿屋店主
「いらっしゃいませ」
店主が出てきた瞬間バルバロイさんはローブのフードを深くかぶり外に出て行ってしまった。
「え?どうしたんですか」
俺が慌てて後を追うと……
バルバロイ
「すまん、あの店主の宿屋は無理だ」
「え?」
バルバロイ
「あの店主は俺の元居た村の者だ」
「なるほど」
結局その後新しい宿は見つからなかった為、話し合いの結果 俺とバルバロイさんと先生が道具屋で売っていた簡易テント(HP、MP回復80%)を使用して休みことになった。