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アナザー

～とあるオフィス～

女上司

「バグの修正急ぎなさい！」

社員

「やはり、見切り発射で新エリアを展開するのは……今はなんとかメインの都市部を封鎖して対処出来ていますが」

女上司

「そんなのはわかっているわ……前回の無茶な内容でどれだけユーザーが離れたかあなたもわかっているでしょ」

社員

「それは……あの妹さんが」

女上司

「そんなのは関係ないのよ、結果が全てなのよ……どんなに正論を吐いたところで現実が全てなの」

社員

「……わかりました、ですが現状新ＭＡＰが不安なのと今のとこ安定はしていますがクエストが開催したばかりでそちらも少々監視がいるのですが人手が」

女上司

「クエストの方は安定しているなら新ＭＡＰの修正を急ぎなさい」

社員

「はい」

あいつがどこで仕掛けて来るか分からない……

浸食が始まり約定通りでいけば主導権を相手が担うような状態になった場合……

～？？？～

？？？

「パフィル君は楽しんでいるか？」

パフィル

「はっ！昔と違い己の意思というものを感じ動く喜びが今はあります」

？？？

「そうか、それは良いことだ」

パフィル

「しかし、主の願いを叶えるには至らず申し訳ありません、もう少し人数がいれば」

？？？

「手駒ね～まあ急ぐことは無いよ……この時間を楽しもうじゃないか」