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仲間になったアンデッドを生き返らせたら姫騎士だった!?  作者: 鳳凰院いちご
本章1 ウォータリア編
282/714

ウォータリア13

それから半日くらい進んだ先に町は見えてきた。

遠目から見ても綺麗に輝いている、それは電気の様な煌々とした光ではなくまるでランプを灯した時の様な温かみのある感じの光が見えた。


ヨッジー

「お!あれか~昼間なのに灯りがついてるぞ」


バルバロイ

「あれは灯りではない、光の精霊だ」


ウィズ

「精霊が居るんですか!わくわくします」


アネゴ

「光の精霊っていうくらいだから綺麗なんでしょうね」


ウィズ

「そうですね!きっと小さくて可愛い羽の生えた子が」


アクア

「あの、希望を壊してしまって申し訳ないのですが光の精霊は人型では無いのです、ふわふわした光のこんと呼ばれる集合体が無数にあの村には存在しているんです」


ウィズ

「そうなんですか~」


ゲンゾウ

「ふむ、何か新しい新素材があるかもしれぬな」


「そうですね、楽しみです」


バルバロイ

「ダインさん申し訳ないんですが一つお願いして良いだろうか」


「はい、なんでしょう」


バルバロイ

「正直あまり目立ちたくないので、安いローブで構わないので買ってきてもらえないのだろうか」


ヨッジー

「おう!そういうことならまかせておけ!ムーブホース!」


するとヨッジーがまっ白な体に青い鬣の馬が現れた。


「新しいスキル?」


ヨッジー

「ああ、戦闘用じゃないんだが移動スピードと消費MPが通常より低いから通常移動にもってこいだ」


「いいね~」


ヨッジー

「じゃあ!ちょっといってくるぜ」


ゲンゾウ

「はやいの~乗馬かそれもまたいいかもしれん」


「馬呼べるスキルありましたっけ?」


ゲンゾウ

「無いモノは作ればいい、もちろん協力してもらうぞ」


「藪蛇だった」


クリス

「ふふふ」


異国の絵画ことクリスさんが微笑ましく俺達見て笑う。


バルバロイ

「……」


先生

「なんじゃ?何か思う所でもあったか」


バルバロイ

「いえ……」


ウィズ

「あそこが!村の入り口ですね」


アネゴ

「大きな塔が二つあるわね」


「ほんとですね、その天辺には電球みたいなのがありますね」


アクア

「こんなに光の精霊が集まるなんて……」


塔を眺めていると


ヨッジー

「おーい!お待たせ」


馬からさっそうと降りて


ヨッジー

「見ろこれイケてるだろ!」


その手にはギラギラの銀色のラメの刺繍が入った、ギラギラ光る黒色のローブが!


「ないわ~」


ウィズ

「ないですね」


ゲンゾウ

「やりなおし!」


ヨッジー

「えええ!」


バルバロイ

(絶句)


結局アクアさんとウィズさんが再度買い物に行って普通のローブを買って来た。


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