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本章へのプロローグ
悲しみに打ちひしがれる一同から少し離れた所で…
ターニャ(先生)
「あの傷から感じるのは私たちの世界のモノだな…マルス」
マルス(マッソーマン)
「その気配はターニャか…ああ、間違いないアレは我等の世界の傷だ」
ターニャ
「一体どうなってる?」
マルス
「あのパフィルという女から創造主の波動を感じた」
ターニャ
「まさか…この世界に」
マルス
「まだ、確証はない…それを決めつけるのは早すぎる」
ターニャ
「いずれにせよ…刻が再び動き始めているという事か」
マルス
「可能性は否定で無いな」
ターニャ
「亡き者の刻が動き出す…喜ばしい事なのだろうが、異なる刻が両立することはない」
マルス
「ああ、願わくば勘違いであってほしい…今さら我等の刻がこの世界を滅ぼすなど考えたくないモノだ」
ターニャ
「だが、我等の創造主がそれを望むのであれば」
マルス
「……」
ターニャ
「考えたくないものだ…」
今回はショートストーリです><