オペレーション:レインキャット3
ヨッジー
「でも…そんな簡単にいくかな?」
先生
「うむ…」
ウィズ
「やってみて損はないはずです!」
猫耳男
「捨て犬にエサをやるだけでいいんですか?そういった犬なら確か3丁目に捨てられた犬がいて近所の勇士でエサをやっている犬がいるけど」
ウィズ
「ふむ…しかし!ただあげるだけではダメですシュチエーションも整えなければだめです!」
猫耳男
「はあ…」
ウィズ
「降りしきる雨中そっと傘をさして優しく可愛がりながらエサをあげる!」
ヨッジー
「そのままんまかよ!ベタ過ぎないか?!」
ウィズ
「シンプル イズ ベストと言ってください!」
ヨッジー
「はいはい」
ウィズ
「まずは!服装からです」
猫耳男
「服装ですか?あちらに衣装部屋がありますが」
ウィズ
「見に行きましょう!」
異様に張り切るウィズさんを尻目に…
「なんか凄いやる気だね」
ヨッジー
「なんか男気溢れる仕事をしたとかなんとか言ってたからその影響?」
「どんな仕事!?」
それから数分後…
ウィズ
「決まりました!今着替えてもらってます」
意気揚揚とウィズさんが出てきた後ろから…
猫耳男
「これって仮装につかったヤツなんだけど」
コアラ団長
「…可愛さが減ったわ」
学生服みたいな衣装にツバ付の帽子を被った、
まるで昔の漫画に出てきそうな応援だが猫耳が帽子の上から覗いて居るので少し残念な感じだが…
ゲンゾウ
「ほう~見違えたの~」
ウィズ
「でしょ、でしょ」
アネゴ
「ふむ、これはこれでいいわね」
アクア
「そうですか?私はさっきのがいいような」
先生
「どっちもどっちじゃ」
ウィズ
「先ほど犬がいるとか言ってましたが」
猫耳男
「ええ、3丁目ポニちゃんね」
ウィズ
「よし!それではさっそく実行といきましょう!」
ヨッジー
「え?でも雨降ってないぞ」
ウィズ
「大丈夫です!水を操れるでしょ!アネゴさん」
アネゴ
「え!?まあレベルアップしてるから出来ないことはないけど」
ウィズ
「ふふふ、それでは3丁目周辺に雨を降らして下さい。次にヨッジーさんとダインさんでポニちゃんが急な雨でびしょ濡れになって震えていると周囲に言ってください」
「はあ」
ヨッジー
「…」
コアラ団長
「雨なんか降らして怒られないかしら住民に」
ウィズ
「ちょっとですから!問題ないです」
コアラ団長
「はあ」
ウィズ
「それでは思い立ったが吉日いきましょう!」
「なんか今日のウィズさんテンション高くない?」
ヨッジー
「うんうん」
ウィズ
「そこ!何か質問でも?」
俺&ヨッジー
「いえ!ありません」
こうして俺達は3丁目へと移動した。




