オペレーション：レインキャット２
ヨッジー
「イメージアップっていってもな」
先生
「うむ…」
猫耳男
「気持ちはありがたいけれど、私たちも努力してこれですにゃ…ねえ団長」
そういって奥の白髪の髪にグレーの髭をを携えた人に声をかけた。
耳はコアラ…さっきのコアラ騎士と比べると地獄絵図
コアラ団長
「そうなのよね」
ガッチャン！
俺、ヨッジー、ウィズさんが新喜劇ばりのコケをした。
ヨッジー
「まじか！」
ウィズ
「あの声は！反則です」
「なぜ、美少女！っぽい」
その声はまさに！ヒロイン、美少女キャラ用だろ！とツッコんでしまう声だった。
アクア
「主どうされたのですか」
「いや、声と体格があってなくない？」
アクア
「主それは失礼ですよ」
「まあ、そうなんだけど」
コアラ団長
「やっぱり無理よ！私たちは一生このままなのよ」
その体格で乙女のモーションはやめて！
アネゴ
「ちょっと泣いてしまったわよ」
「すみません」
俺が悪いのか！ヨッジー達を見ると下を向いて小刻みに震えてる…
あいつらも笑ってるじゃないか。
ゲンゾウさんは…ああ思考回路が追い付いてないようだ…
「えっと、とりあえず現状をまとめましょう」
その後、騎士団の評価についてきいたところ1か月ごと市民の人気投票なものがあり、
その順位がそのまま査定になるとのことだ。
ヨッジー
「なるほど…確かにコレだと見た目の可愛い奴や愛嬌が良い方が有利なのか」
ウィズ
「ですね～」
コアラ団長
「そうなのよね、私たちって外にいるモンスターと見た目似てるから、怖がられてしまうの」
確かに外に敵として出てくる普通のNPCよりの背格好で、この町に居る二頭身キャラとは大きく見た目が違う。
ゲンゾウ
「まあ、儂もいつも怖がられてはいるが、それで職人としての評価が下がることはないがコイツ等はそうはいかなとなるとな…うむ」
先生
「率直にいって可愛さで勝負するのはきついの～」
一同悩んでいると…
「あれ？そもそも可愛さで戦わなくても…」
ヨッジー
「そうか…違った魅力で見せれば」
アクア
「そうです！強さとか威厳とか」
猫耳男
「ああ、そういうのはダメなのココの人たちは武力とか偉大さとかではなびかないの」
「となると…」
すると沈黙していたウィズさんが…
ウィズ
「ギャップです！」
ヨッジー
「ギャップ？」
ウィズ
「そう！いつもは不良で強面なのに！雨の日に傘をさして子猫に餌をあげる番長の如きギャップ！これです」
興奮気味にウィズさんが目を光らせて熱弁する！
こうして命名「オペーレション：レインキャット」が発動されることになった…
