バグストーム5
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Dランクアップクエスト
この国の第89団に回復薬を届け困っている問題を解決しよう
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ヨッジー
「ふむ~回復薬と問題解決ね、まあ楽勝だろう」
アクア
「騎士団ですか~きっと威厳があるんでしょうね」
ゲンゾウ
「この状況ではどうだかな」
ウィズ
「そうですね、それにこの国の騎士さんなって楽しみです!きっと猫さんの騎士とか、熊の戦士さんとか居そうですよね」
アネゴ
「そうね、ちょっと可愛い騎士ってのも不自然だけど可愛いと思うわ」
魚が軍服きているアネゴも不自然だけどね!
そんな会話をしながらお城前までやってきた。
NPCパンダ門番兵
「ここに何の用だ」
NPCコアラ門番兵
「用が無ければ立ち去れ」
槍を片手に胸を張る鎧を着たパンダとコアラ…
アクア
「かわいい!」
ウィズ
「可愛いです!」
アネゴ
「これは中々」
先生
「わ、悪くはないの~」
女性陣がザワメキ立つ。
ゲンゾウ
「ふん」
あんまりお気に召さない様子のゲンゾウさん。
NPCパンダ門番兵
「な、なんだお前等!怪しい奴か!」
俺達を見て門番兵が可愛く睨む。
「いえ!ギルドからの要請で第89騎士団に御届け物を」
NPCコアラ門番兵
「ああ、話は聞いてる…第89騎士団か、クククお前たちにはお似合いだな」
なんか!今悪い目したねこのコアラ。
NPCパンダ門番兵
「さっさと用事をすませるんだぞ、ほらいけ」
「すみません、場所がわからなくて」
NPCコアラ門番兵
「ほら、あそこに大きな兵舎があるだろう」
おお!可愛いけど騎士っぽいデザインの兵舎だ。
「わかりました!」
俺達が歩き出そうとすると…
NPCコアラ門番兵
「ちょっと待って、第89騎士団はその兵舎ではないぞ」
「え?」
NPCパンダ門番兵
「その兵舎を越えてトイレの向こうの粗大ごみ場の中だ」
「えええ?」
ヨッジー
「とんでもない場所だな」
俺達は言われた場所に向かうとそこにはファンシーの世界に似つかわしく無い、
鉄くずや壊れた馬車などが散在するまるで世紀末の様な中に、
一軒だけ掘立小屋があった。
ゲンゾウ
「儂はこっちのが落ち着くの~」
アネゴ
「ちょっと雰囲気違い過ぎない?」
ウィズ
「でも!ほらきっとNPCさんは可愛い方ばかりですし」
ヨッジー
「さっさと済ませようぜ、何か気味悪いはココ」
「そうだな」
俺は掘立小屋のドアをノックすると
「どうぞにゃ」
!?
野太いおっさんの声で語尾にゃって!
俺が混乱しているとドアが開きそこから
「誰にゃ?」
ぬおおおお!
筋肉隆々のおっさんが!モヒカン頭に猫耳!体にぴったりの猫の着ぐるみ!
YOU ARE SHOK!な展開!