民芸店の昔話15
ゲンゾウ
「違うわ~~~!」
「すみません!」
現在俺は鬼の生産指導を受けている…
ゲンゾウ
「何度言ったらわかるんじゃ!丁寧にスピーディーに!」
「はい!」
小道具の製作はリアルと同じく材料を組み立てるという形なので、
丁寧に作り上げるかでその価値が変わってくる…
ゲンゾウ
「そんなんじゃ!またゴミになるじゃろ!」
「はい!」
ううう小道具製作のスキルなんて獲るんじゃなかった。
ゲンゾウ
「もっと器用にやるんじゃ!そんなんじゃ女にもモテんぞ」
「それは関係ないんじゃ」
ゲンゾウ
「そんなことはない!器用なお蔭でクリスとも…」
「はい?」
ゲンゾウ
「なんでもないわい!さっさと作れ!」
それから1時間ノンストップで作り続けなんとか8個作ることが出来た。
アクア
「主!ご苦労様です」
アネゴ
「おつかれ」
ヨッジー
「大変だったな…」
青星
「ふむ、まあこれだけあったらなんとかいけるか…」
ゲンゾウ
「儂なら20はいけるのだが…スキルさえ持っていれば、しかしだ折角のスキルがそのままでは勿体ない!坊主これが終わったら礼にお前を鍛えてやる」
「えーー」
嬉しくない…
ちなみに俺のスキルはこの短時間で昇華されていた。
小道具製作序⇒昇華:小道具製作 壱
次の更新は明日30日予定です